健康診断の聴力検査では難聴は発見できない

難聴
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やちよ(@YfQEon4WnhloX3e)です。

あなたは聴力検査は受けていますか?

私もたまに受けるというか自分でやります。

健康診断などで行う聴力検査、言葉の聞き取りという観点では実はほとんど意味がありません。

もちろんやっておいて損はありませんが 通常の聴力検査では確認する範囲が狭すぎて、ほとんど間違いなくパスできてしまいます。

むしろ健康診断の検査で引っ掛かるような人は障碍者手帳がもらえるのに近いレベルで耳が悪いです。

軽度や中度の難聴では引っ掛からないので、できれば定期的にしっかりと聴力の検査を行うことをオススメします。

今ではスマホのアプリでも聴力検査を自分ですることができるのでおすすめです。

聴力のセルフチェック 無料聴力検査アプリ4選
最近はスマートフォンの無料アプリで簡単に聴力のセルフチェックができるようになりました。実は聴力はその日の体調などで毎日違います。もちろん大きく違うことはそうありませんが、自分で自分の聴力を把握しておくことは非常に大切です。定期健康診断などで

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聴力検査は2種類

実はあまり知られていませんが、聴力検査には2種類あります。

  1. 純音検査
  2. 語音弁別検査

純音検査は普段、私たちが健康診断などでも行う検査です。

それとは別に語音弁別検査というものがあり、言葉の聞き取りにはこの語音弁別検査が非常に重要になります。

語音弁別検査についてはこちらをご覧下さい。

言葉の認識率を調べる語音弁別検査とは
やちよ(@YfQEon4WnhloX3e)です。普段、私たちが行う聴力検査というのは「ピー」という音が鳴っている間はボタンを押すという純音検査というものだと思います。それに対して補聴器の調整などで行われる検査に語音弁別検査というものが...

純音検査とは

純音検査は普段、私たちが健康診断でも行う検査で

ピーーーー

という音が聞こえている間に手元のボタンを押している

という検査です。

このピーという音ですが

  1. 125Hz
  2. 250Hz
  3. 500Hz
  4. 1000Hz
  5. 2000Hz
  6. 4000Hz
  7. 8000Hz

という周波数を聴いていきます。

周波数では音の高さが変わります。

この数字が小さい程音が低く 数字が高くなるにつれて高い音になります。

普段行うような健康診断では、なかなか125Hzから8000Hzまでの高さを調べることはありません。

だいたい2000Hzと4000Hzを調べて終わります。

思い出してみて下さい。

プーという音と、ピーという音の2種類じゃないですか?

歳をとっていくと高い音が聞こえづらくなっていきます。

大人になるとモスキート音が聞こえなくなりますが モスキート音は17000Hzほどの高い周波数になります。

この純音検査ではどのくらいの高さの音が聞こえづらくなっているかがわかります。

ほとんどの場合、そこまで細かく検査してくれないので、自分が高い音が聞き取りづらくなっているかどうかまで判断できません。

非常に残念なポイントだと思います。

最悪な場合、聴力検査は検査員と問答ができればOK!!

ということもありますね。

ぜひ自分がどれくらいの高さの音がどれだけ聞き取りづらくなっているかを把握してみてください。

語音弁別検査とは

ほとんどの人は聞いたことがないと思いますが、聴力検査にはもうひとつ、語音弁別検査というものがあります。

これは言葉をどれだけ聞き取れているかを確認する検査です。

どういう検査かというと

ランダムで五十音が流れてくるので、その聞こえた五十音をメモしていく

という検査です。

どいうことかというと、「あ」や「に」といった五十音がランダムで20個順番に、一定の時間をおいて流れてきます。

その聞こえた文字をメモっていくというのがこの語音弁別検査です。

結果は母音の認識率と子音の認識率に分けて評価します。

難聴の人は、音が小さく聞こえるだけではなく、音が歪んで聞こえるケースがあります。

そうすると、音は聞こえていてもなんて言っているのかわかりません。

例えば「かとうさん」と「さとうさん」の区別がつかないといったことが起こります。

そのため、どの程度言葉が認識できているかを確認する検査で、母音と子音をそれぞれ評価します。

主に補聴器などのフィッティングで調整をしたあとに、どれだけ言葉が認識できるようになったかを確認するときに行う検査です。

高齢者の中にも、音は聞こえているけどなんていっているのかわからないという人は多く

何と言っているかわからないからテレビの音が大きくなっていたります。

そのため、こちらも非常に重要な検査ですが、一般にはまったく行われません。

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言葉には様々な周波数が含まれている

なぜ、聴力検査に2つの種類があるかというと純音検査では、どのくらいの高さの音が聞き取りづらくなっているかを知るためのもので、実際にどういう風に聞こえているかはわからないためです。

今私たちが生活しているこの世界で この純音というものは時報ぐらいにしか使われておりません。

私たちが発する言葉や、自然界の音、テレビの音には色々な周波数が含まれています。

ただ一文字

“あ”

というだけでも多くの周波数が含まれているのです。

これが私が"あ"と言ったときの周波数特性です。 色々な成分が含まれていることがわかりますよね。

つまり、一定の周波数だけを確認しても言葉として認識できるかは分かりません。

もちろん高い音が聞こえづらくなっていると言葉の子音が聞き取りづらくなるので 聞き間違いが増える等はわかるようになります。

この言葉の聞き取りを確認するのが語音弁別の検査です。

耳が遠くなってきて通常の聴力検査はしているけど 語音弁別はやったことないという方は是非一度やってみることをおすすめします。

今はスマホのアプリで簡単に聴力検査ができる

とっても便利な世の中になり、いまではスマホのアプリで聴力検査ができるようになっています。

といっても純音検査ばかりですけどね。

それでも自分の聴力がどういう状態なのかを定期的に確認することができるので非常に便利です。

聴力はその日の体調によっても違うので、是非アプリを入れて確認してみてください。

残念ながら語音弁別検査は一般的じゃないので、アプリでは見つけられないです。

Universal Sound Designという会社が無料で登録をすれば使えるアプリがあるので、興味のある人は登録してみてください。 https://u-s-d.co.jp/mimicare/index.shtml

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