最近はスマートフォンや音楽プレーヤーのお陰でいつでもどこでも音楽が聴けるようになっていますね。
かくいう私も今この記事を書きながら、ヘッドフォンでBackstreet Boysを聴いています。
そこで気になるのが難聴ですよね。
イヤホン難聴やヘッドフォン難聴という言葉が出てくるくらい広まっています。
原因は主に二つです。
- 大きい音で聴きすぎている
- 長時間聴きすぎている
耳はある程度どれくらいの音ならどれくらいの時間までなら耐えられるという目安があります。
イヤホン難聴を防ぐためには聴く音楽の音量を下げる必要がありますね。
イヤホンによる難聴の原因について詳しくみていきましょう。
イヤホン難聴/ヘッドフォン難聴とは
イヤホンやヘッドフォンによる難聴は簡単に言うと騒音による難聴です。
騒音による難聴を騒音性難聴といいますが、ヘッドフォン難聴も騒音性難聴の一部ということになります。
騒音性難聴については”騒音性難聴とは 大きい音が耳を傷つけて起こる難聴“で説明しているので、ぜひ参考にしてください。
イヤホン難聴/ヘッドフォン難聴の原因
主にイヤホンやヘッドフォンによる難聴の原因は次のとおりです。
- 音楽の音量
- 長時間のリスニングによる蒸れ
それぞれについて詳しくみていきましょう。
音楽の音量
イヤホンやヘッドフォンによる難聴は騒音性難聴なので、音の大きさが原因だと考えられると思います。
耳には耐えられる音量と時間が決まっています。
例えば85dBでは連続で8時間が許容時間になっています。
ジェット機など100dBを超える音量だと15分以下が許容時間とかなり短くなります。
ちなみに地下鉄を走行する電車内がだいたい85dBくらいになります。
つまり地下鉄に乗っている時に周りの音が一切聞こえないくらいの音量で音楽を聴いていた場合はこの85dBぐらいで音楽を聴いている可能性があります。
もちろんノイズキャンセルなどの機能を使っていたらそれより小さいことも考えられますけどね。
長時間のリスニングによる蒸れ
イヤホンやヘッドフォンを長時間利用していると耳の中がどんどん蒸れていきます。
もう湿度100%!夏の革靴の中みたいな環境が出来上がるわけです。
そうなるとどうなるかというとカビルンルンが増殖するわけですね。
このカビの影響で外耳炎になったりと耳の病気に発展することがあります。
もちろん音量に比べると難聴の原因になる可能性は低めではありますけどね。
長時間のリスニングについては”長時間のイヤホンでの音楽鑑賞は危険!? 外耳炎になる危険性“で詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
イヤホン難聴/ヘッドフォン難聴を予防するには
イヤホンやヘッドフォンによる難聴を予防するためにやることは2つです。
- 音量を下げる
- 長時間聴かない
もう原因がこの2つなので、やることは決まってますよね!
せっかく音楽聴くなら大きい音で聴きたい!
小さい音じゃ満足できない!
そういう気持ちも大いにわかります。
私もヘビーメタラーとして爆音で首を振りながら音楽を聴くことにカタルシスを感じていました。
ですが音量は少しずつ下げることができます。
例えばプレーヤーの音量ボタンを今聴いている音量から1回だけ下げてあげます。
初めのうちはやっぱり物足りないかもしれません。
そのまま1ヶ月くらい我慢して聴いてみてください。
1月後には慣れて音の小ささは気にならなくなります。
そしたらまた1段階音を小さくしてあげてください。
これだけで耳の健康が守れると思ったら良くないですか?
また、最近のスマートフォンや音楽プレーヤーは音量を大きくしすぎると、これ以上大きくすると危ないよっていうメッセージを出してくれますね。
この音量よりは確実に小さくして聞いた方がいいです。
あとはなるべく長時間連続して音楽を聴くのをやめればOKです。
1時間とかアルバム1枚分音楽を聴いたら、イヤホンやヘッドフォンを外して少し耳を休ませてあげる。
これがとっても大事なので、ぜひやってみてください。
また、音楽好きの人はライブに行くことも多いと思います。
私もそんな一人です。
ライブは非常に大きい音なので耳栓を使うと、より耳を健康に保つことができます。
“ライブやフェスには耳栓が必須! 難聴にならないために耳を守ろう“で耳を守る方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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