言葉の聞き取り能力を調べる 語音聴覚検査

難聴
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あなたは語音聴覚検査というものをしたことがありますか?

実は聴力検査にも種類があるんですね。
聴力検査について健康診断の聴力検査は超簡易型 聴力検査の種類と方法に詳しくまとめているので参考にしてください。

語音聴力検査を行うことで、言葉の聞き取りや聞き分け能力を測定し、生活の不自由度などを調べることができます。

語音聴覚検査について詳しく見ていきましょう!

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語音聴覚検査の目的

語音聴覚検査はことばの聞き取り、聞き分け能力を測定し生活の不自由度や適応度を調べるための検査です。

例えば次のようなものに役立てられています。

  • 身体障害福祉法の障害程度の認定尺度になる
  • 難聴者の教育、リハビリに不可欠な情報で補聴器や人工内耳の効果の尺度にもなる

基本的には日常会話に困らないぐらい耳が聞こえている人が、この語音聴覚検査を行うことはほとんどありません。
補聴器や人工内耳を使うときに、どれだけ音が聞き取れてなんて言っているかわかっているかを見る効果測定などで使われます。

例えば家族の人が聞き返しや聞き間違えが増えたな、と思ったら
一度この語音聴覚検査を真似事でもいいので、やってみるとどのくらい言葉が聞き取れていないかがよーくわかると思います。

語音聴覚検査の種類

語音聴覚検査は数字や文字、文章などいろいろな測定方法があります。
詳しく見ていきましょう。

語音聴取閾値検査(語音了解閾値検査)

数字を使って言葉が正しく聞き取れるかを測定する検査です。

0から9までの1桁の数字で検査を行います。
この0から9までの数字をランダムで6個聞き取ってもらい、それを紙に書いていきます。
1つ音声が流れるたびに数字を書き込んで、聞き取れなければ空欄とします。
これを6回か7回繰り返し、徐々に音圧を下げていきます。

この結果はdB(デシベル)でどのくらいの音の大きさで数字が正しく聞こえるかが出てきます。

語音弁別検査

文字を使って言葉が正しく聞き取れているかを測定する検査です。
五十音をランダムで流し、聞き取った音をメモしていきます。
例えば「か」や「も」といった音が流れてくるので、聞き取れた音をメモっていきます。

1回につき20か50の音を聞き取っていきます。
通常は音の大きさを変えて何回かテストを行います。

結果は20もしくは50文字に対して何%聞き取れたかで表示されます。
当たり前に音が聴こえていると、いやいや100%でしょ!と思うかもしれませんが、軽度難聴になっているだけでも意外に聞き間違えが起こりますよ。

他の国にも同様の検査があって、検査にはその国の言語が用いられることになっています。

語音弁別検査については言葉の認識率を調べる語音弁別検査とはという記事にもまとめているので、参考にしてください。

語音了解度検査

67式語表検査テープという語音聴覚検査用のテープに録音されている単語や文章、質問に答える検査です。
語音了解度検査は絵カードを使ったりすることもできるので、幼児の検査にも使うことができます。

この検査によって会話困難度の測定や補聴器の効果測定にも使うことができます。
この検査で7割程度聞き取れれば補聴器の調整としては合格という具合になります。
残念ながら補聴器をつかっても100%にすることはかなり難しいので、一番は耳を悪くしないように注意することですね。

検査の環境

本来は純音検査にも用いられるオージオメーターにCDコンポやプレーヤーを接続して防音室の中で検査を行います。
オージオメーターは正確にどれくらいの音圧で音が鳴っているかを設定できるので、非常に重要になります。

また、オージオメーターは見えないように工夫する必要があります。

筆記用具を渡して、聞こえてきた音をメモしていってもらいます。
聞き取れなければ空欄で構いません

通常、CDから音が流れるのでどんどん音声が流れてきます。
悩んでしまうと次の音を聞き取れなくて正確な測定ができないので、聞き取れなかったらどんどん次という風にしましょう。

正確な環境ではありませんが、普通の会話のような音量で文字や数字を話すことでどれくらい相手が正しく聞き取れているかを見ることができます。
この結果が良く無いようだったら、耳が悪いという結果が浮き彫りになるので病院でしっかり検査をしよう、補聴器を使おうと説得するための材料にもなります。

病院の受診や、補聴器、集音器を使わせたいということであれば是非活用してみてください。

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