- ひどい耳鳴りに悩まされている
- 耳鳴りを今すぐにでも和らげたい
そんなあなたにぜひ試してほしいのが音楽療法です。
音楽療法は名前は療法となっていますが、実際は耳鳴りを音で誤魔化そう!という方法です。
耳鳴りの治療としてはかなりメジャーで、他の音を聴くことで耳鳴りの音から意識を逸らし、耳鳴りを気にならなくしちゃおう!という方法ですね。
そんな音響療法療法のやり方についてさっそく見ていきましょう!
音響療法の概要
音響療法は耳鳴りの治療において非常にメジャーな方法となっています。
治療といっても、根本的に治すのが目的ではなく他の音でごまかして耳鳴りを気にしなくしましょう!という方法になります。
聴力の低下が原因で耳鳴りが発生している場合、難聴の治療法がそもそもないので根本的な解決はできないわけですね。
突発性難聴の場合は、すぐに治療をすれば回復する場合が多いので、もし突発性難聴で耳鳴りが起こっている場合はすぐに治療をしてください!
そこで、なるべく気にならないようにしていきましょうというのが音響療法です。
どういうことかというと、音がしない環境だと耳鳴りの音が強調されて気になってしまうので、いろいろな音がする環境を作って耳鳴りの音に慣れてしまおうということですね。
木を隠すなら森作戦ということです。
具体的にはホワイトノイズなどのいろいろなノイズを小さい音量で流すことになります。
音響療法は
- 環境音
- Sound Generator
- 補聴器
が使用されていて、聴力の程度によって使い分けがされています。
この音響療法はTRT療法という治療法でも使われています。
TRT療法がどんなものかは耳鳴りに慣れるように訓練をする TRT療法とはという記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
環境音での音響療法
文字通り、特別な機器は使わずに環境音(普段この世界に溢れている音)で行う音響療法です。
例えば自然の音が収録されているヒーリングCDなんかを流してその音を聴いて耳鳴りを和らげます。
単純に耳鳴りの音が環境音に紛れるだけでなく、交感神経優位になった自律神経を副交感神経優位にしてバランスをとります。
この方法はCDからの音が聴こえる必要がありますね。
Sound Generatorを使った音響療法
聴力が正常な人から軽度難聴の人まではSound Generatorを使った音響療法ができます。
Sound Generatorでは環境音と違い、ノイズを出して耳鳴りを慣らしていきます。
病院で診察を受けてSound Generatorを調整し、あなたにあった聴力レベルに応じたノイズが出るようにします。
そしてそのSound Generatorを使って耳鳴りの音を慣らしていきます。
補聴器を使った音響療法
中度難聴以上の人は、普通の環境音やSound Generatorでは音が聴こえず、音響療法にならないので補聴器を使います。
基本的には中度難聴ぐらいの人は補聴器を使っている人も多いと思いますね。
Sound Generatorつきの補聴器があったり、ペアリングして音楽を流すことができる補聴器があったりと中度難聴以上の人でも音響療法ができるようになっているのはうれしいですね。
補聴器でも聞こえが改善しない、高度から重度の難聴の人の場合は人工内耳の利用を検討することになります。
音響療法ができるアプリ
最近ではスマートフォンのアプリでいろいろなものが出ていますね。
耳鳴りと検索するだけでいろいろなアプリが出てきます。
音を大きくしすぎるのはよくありませんが、BGMのように気にならないぐらい聴こえる音量で音を流し耳鳴りの音に集中しないようにすることができます。
一応参考までにいくつかアプリのリンクを張り付けておきますね。
リサウンド・リリーフ アプリ
Phase4 Mobile無料posted withアプリーチ
ホワイトノイズ
Apple無料posted withアプリーチ
他にも耳鳴りの治療法について耳鳴りの治療法は原因により様々 それぞれの対策方法という記事で紹介しています。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。
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