- 難聴になってから耳鳴りがすることがある
- 耳が遠くなって耳鳴りがする
そういう経験はありますか?
聴力が落ちるとなぜ耳鳴りがするようになるのでしょうか。
それは脳が勝手に音を作り出してしまっているからなのです。
聴力低下による耳鳴りのメカニズムについて見ていきましょう。
耳鳴りの原因は脳の機能
途中から難聴になってしまう、耳が悪くなってしまった場合にこの耳鳴りを感じると思います。
生まれつき重い難聴の人ではあまり、耳鳴りがするということは聞きませんね。
この違いは何かというと、脳が今まで聞こえてた分が聞こえなくなってしまいそれを補おうとしているからなんです。
耳の中の有毛細胞という毛が音の波で揺れることによって、音を電気信号に変えて脳が音として認識します。
難聴になると、この有毛細胞が倒れてしまって揺れてくれなくなったり、そもそも毛がなくなってしまったりするわけです。
そうすると、今まで感じることができていた音を感じることができなくなってしまうわけですね。
それだと困ってしまうので、脳は残っている有毛細胞の感度をあげてそれを補おうとします。
すると過剰に反応して、音がしていないのにキーンとした音を感じるようになってしまうのです。
難聴に伴う耳鳴りの治療
残念ながら難聴を治療する手立てはありません。
よく難聴を治すみたいな本がありますが、あれで治るのはレアケースですね。
そのため、難聴に伴う耳鳴りも治療は難しいです。
根本的な解決は難しいですが、紛らわすという手段はあります。
主にやるのが耳のマッサージと音響療法です。
音響療法は無音を避けて耳鳴りの音が気にならないようにするという方法です。
耳のマッサージは耳の血行をよくしてみましょうという方法になります。
音を聴いてひどい耳鳴りを和らげる 音響療法についてという記事で詳しく説明しているのでぜひ合わせてご覧ください。
耳のマッサージについても簡単にできる耳のマッサージで頭痛・耳鳴り対策の記事で紹介しているので、参考にしてください。
また、薬で和らげることも可能です。
耳鳴りに効く薬はつらい耳鳴りが軽くなる 短期間で効果が出る医薬品ナリピットで紹介しているので、合わせてご覧くださいね!
耳鳴りが少しでも気にならなくなったら嬉しいです。
聴力以外にも耳鳴りにはいろいろな原因があります。
聴力以外の原因は耳鳴りの原因は多種多様 医者でもすぐに特定するのは難しいという記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
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