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おじいちゃんおばあちゃんに補聴器を使ってもらう方法

難聴
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全国に1500万人ほどいるといわれている難聴者。

そんなにいるの!?と思いませんか?

 

難聴者って見た目にはわかりづらい場合が多いです。

しかも自分が耳が悪くなっていると自覚していない人もたくさんいます。

 

メガネをかけている人は目が悪いんだな。と思いますが

コンタクトではわかりませんよね?

聴力の低下も補聴器の有無ぐらいでしか判断できません。

しかし、あまり街中で補聴器をつけている方をみることは少ないと思います。

女性だと髪の毛で耳が隠れていて見えないということも有りますが、耳が遠くても補聴器をしていない人もたくさんいます。

なぜ補聴器は装用が進まないのでしょうか。

大きな理由は2点あると考えており、1つは価格。もう1つは音質です。

一般的な補聴器は片耳10万~20万、両方の耳につけると倍するわけですね。

思ったより高いでしょう?

また、補聴器をつけると以前のように聞こえると思っている人が多いです。

しかし、残念柄補聴器を使っても、耳が悪くなる前と同じように聞こえるかというとそうではありません。

この2点から補聴器を使うのをあきらめてしまう人が多くいるのです。

しかし、聞こえづらいまま放置していると認知症のリスクが高まるなど、いいことがまるでありません!

難聴予防は認知症予防 難聴と認知症の関係について | 耳ログ
昨今、難聴と認知症の関係について巷で騒がれるようになってきました。 認知症患者の多くは難聴者であり、難聴と認知症の関係は無視できないものになっています。これは聞こえづらさによるコミュニケーション不足により、会話が減るため脳が活性化されないと

補聴器やその他、サポート機器を使って少しでも聞こえを改善することをオススメします!

 
 
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補聴器はメガネに比べるとはるかに高い

あなたはあまり補聴器をお店などで見かけることは少ないとおもいます。

メガネ屋さんに置いてあるとこもありますが、あまり補聴器の値段は知らないのではないでしょうか。

先ほど導入が進まない理由に価格を挙げているのでなんとなく高いんだろうなと思われていることでしょう。

ではどのくらいだと思いますか?

同じ衰えた能力を補うメガネですとレンズの種類にもよりますが

jinsなどのお店でだいたい5000円から1万円ぐらい

高価なメガネ屋さんで~10万円ぐらいでしょうか。

それでは補聴器はというと、日本で有名なリオンの補聴器のホームページでは

  1. ポケット型補聴器 3~8万
  2. 耳掛け式補聴器 7~31万
  3. 耳穴式補聴器 10~38万

 
 
となっております。
 
補聴器の値段はどのくらい? |リオネット補聴器
日本の補聴器市場のトップランナーリオネット補聴器。難聴と補聴器の選び方、補聴器を選ぶ際や補聴器の疑問を解決。症状やライフスタイルごとの一人一人のご要望に合ったおすすめの補聴器をご紹介します。
 
そのほか、海外メーカーなどでは60万円というものもあります。
 
一番安いものでメガネの高級品ぐらいのお値段になっていますね。
しかし忘れてはいけないのが、今記載した金額は片耳分の金額だということです。
 
耳穴式の高級機をつけると80万円とかしてしまうわけです!
 
高いですよね?
補聴器は医療機器なので補助金が出ますが、それにしたって高いです。
 
しかもせっかく買っても補聴器をつけたがりません!
 
 
 

補聴器を使っても昔と同じように聞こえるわけではない

ではなぜ補聴器をつけたらがらないのか。
 
それは補聴器の音質が良くないためです。

 

聞こえづらいんだから音質なんて関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、聞こえづらいからこそ音質が重要なのです!
 
 
補聴器はマイクで集音していますが、このマイクはすべての音を大きくします。
 
人の話し声以外、風の音や車が通る音、エアコン、冷蔵庫、鼻をすする音、咳払いなどなどすべてです。
 
 
 
人間は通常、人の声を意識して聞き分けており、周りの騒音をミュートしています。
 
カクテルパーティー効果などで調べていただけるとわかりますが、レストランなどで自分たちの席と隣り合った人たちの会話の内容は、自分たちの話に夢中だと気になりません。
 
しかし、少し隣の席の話が気になったら、今度は隣の席の話が良く聞こえてくるということがあると思います。
 
補聴器をつけると、この音の取捨選択が難しくなります。
 
補聴器を通してすべての音が同じように入ってくるため、意識を向けづらいですよね。
 
 
 
 
 
耳掛け式補聴器の場合、音声出力は本体についていますが音の出口はチューブを通した耳穴にあります。
 
チューブを通すことで音が劣化し、ノイズが混じります。
 
これにより音質が良くありません。
 
 
 
 

補聴器を使い時と使わないときでは認識している脳の部位が違う

 
 
また、音を認識しているのは脳ですが、補聴器を使っている場合と裸耳で音を聞いている場合では脳の活性化している部位が違うということが分かっています。
 
 
日本語と英語でもこのような違いが見られますが、音として認識している箇所が違うんですね。
 
それにより、中途難聴の方は補聴器をつけると頭痛がしたり気持ち悪くなったりしてしまい補聴器が合わないといってあきらめてしまいます。
 
 
これは英語などと同じである程度の期間、補聴器をつけていないと補聴器脳が発達しません。
 
 
そのため、補聴器装用をあきらめてしまうというケースが非常に多いです。

まとめ

このように高額な価格設定と音質がネックとなり、補聴器の装用はなかなか進みません。

また、ずっと耳につけておくのが嫌だといったことや、耳穴式ですと小さくてなくしてしまうという問題もあります。

 

補聴器装用は3か月ぐらい我慢していただければ違和感がなくなり、日常的に補聴器を使ってもらえるようになります。

しかし、何度もその方に聴力に合うように調整するなどの手間もあります。

 

聞こえないことを放置し、コミュニケーションが減ると認知症のリスクが高まってしまいます。

 
 
補聴器は使わずとも、何らかの方法で聞こえの改善を行い、しっかりとコミュニケーションがとれるようにすることが非常に大切になります!!

 

 

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