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ポケット型補聴器とは シンプルな操作で誰でも使える補聴器

補助器具
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あなたはポケット型補聴器という名前を聞いたことがありますか?

ポケット型補聴器は補聴器の一種で、簡単に使うことができて高齢者でも使いやすいです。
そんなポケット型補聴器はどういったものなのか、詳しく見ていきましょう。

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ポケット型補聴器の特徴

ポケット型補聴器は別名箱型補聴器ともいわれていて、本体からイヤホンが伸びていて耳にイヤホンを取り付けて音を聞きます。
本体はポケットなどにしまって使うことからポケット型と呼ばれています。

ぱっと見た限りでは通常イメージする補聴器とは違っていて補聴器というよりは集音器でよくある形状ですね。

ポケット型補聴器のメリット

ポケット型補聴器はどういった点で他の補聴器よりもいいのでしょうか。

  • 価格が安い
  • 操作が簡単
  • 乾電池が使える

それでは詳細を見ていきましょう。

価格が安い

ポケット型補聴器は他の集音器に比べると価格が安いです。
おおよそ10万以下で購入することができます。

他の補聴器は10万弱から数十万という物まであるので、かなり金額による敷居は低いですよね。

操作が簡単

ポケット型補聴器の最大の魅力はなんといっても操作がシンプルで誰でも使えるという点ですね。
例えば高齢者だと、よくわからねぇ!とかいって使ってくれないというケースもあります。

ポケット型補聴器は本体のサイズも大きいので操作しやすいためボリューム調整なども簡単にすることができます。

市販の乾電池が使える

耳掛け式や耳穴式の補聴器は一部充電式の補聴器を除いて電池で動いています。
ですが、こういった補聴器で使う電池はよくお店で売られている単3電池や単4電池ではありません。
補聴器用の空気電池を使います。

補聴器用の電池はネットなどで購入することができますが、その辺のお店でなくなったらすぐ購入できるというものではありません。

その点、市販の電池が使えるポケット型補聴器なら電池がなくなっても、すぐに購入することができて使いやすいのがいいですね。

煽るわけではありませんが、補聴器用の空気電池は非常に小さく、例えば落としてしまって小さい子が飲み込んでしまったりすると、化学反応を起こして消化器系を痛めてしまい、最悪命を落とすこともあり得ます。

それに比べると、市販の電池は大きく誤嚥の危険性が少ない点もメリットですね。

ポケット型補聴器のデメリット

それではポケット型補聴器はメリットだらけなのかというとそんなこともありません。

  • 本体が大きいので邪魔
  • コードが邪魔
  • 片耳装用
  • タッチノイズがある

詳しく見ていきましょう。

本体が大きいので邪魔

操作性の面ではメリットになる本体の大きさも移動面ではデメリットになります。

非常に目立つうえに、他の補聴器に比べると本体が大きいのでポケットの中で邪魔に感じることも多いです。
もちろん昔に比べればポケット型補聴器の本体も小型、軽量化されてきていますが、それでも他の補聴器に比べるとサイズの大きさは引っ掛かりますね。

コードが邪魔

スマートフォンや音楽プレーヤを有線イヤホンで音楽を聴いている人なら経験があると思いますが、イヤホンがどこかに引っ掛かってスポーン!と抜けてしまうということが起こります。

ポケット型補聴器も本体からイヤホンが耳まで伸びているので、どうしてもコードがぶらぶらします。
そうなるとこのコードを引っ掛ける可能性があるわけです。

他の補聴器はあっても耳から耳の穴の中までという非常に短い距離のコードしかありませんので、圧倒的にコードを邪魔に感じる可能性が高いですね。

片耳装用

ポケット型補聴器は基本的に片耳で使うように設計されています。
そのため、両耳難聴だと片耳しか音が拾えなくなってしまいます。

片耳しか音が拾えないと、当然聞き取りの能力は落ちますし、音の方向がわからなかったりとあまりメリットがありません。

もちろん、全員が全員両耳に補聴器を付けた方がいいということはありませんが、基本的には補聴器は両耳使うことをオススメします。

タッチノイズがある

タッチノイズとは服などにケーブルや本体がこすれたりあったったりすることで起こるノイズのことです。

このタッチノイズのせいで、ただでさえ聞き取りづらくなっている会話が邪魔されてしまうということがあります。

例えば据え置きにして、基本使っているときは移動しないような運用にすることでこのタッチノイズは減らすことができます。

ポケット型補聴器に向いている人

ポケット型補聴器はどういった人に向いているのでしょうか。

  • 難しい操作をしたくない人
  • 中度から重度難聴までの人
  • 家の中で使うことを前提に考えている人

非常にシンプルに使うことができますが、サイズが大きかったりイヤホンのケーブルが長かったりするためあまり移動しないように使う人が合っていると思います。

また本体のサイズが大きいものが多いので比較的出力が高い傾向にあります。
そのため、難聴の症状が重めの人でも利用することができるので、そういった方はポケット型補聴器も検討してみて下さい。

実際どんな補聴器を選んだらいいかわからない!というあなたは”これでもう失敗しない!良い補聴器の選び方“で補聴器の選び方を紹介しているので参考にしてください。

また他の補聴器も気になる方は”補聴器ってどんなものがあるの? 種類と特徴を知ろう“でそれぞれの補聴器について確認してもらえたらと思います。

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