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補聴器の選び方とは 自分の聞こえ方を把握し自分に合ったものを探そう

補助器具
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せっかく高いお金を出して補聴器を買ったのに、全然聞こえない!という話を私もよく耳にします。

  • 高いお金を出して買うんだからいい補聴器が欲しい!
  • 補聴器を買うのに他に人みたいに失敗したくない!

あなたもそんな風に考えているんじゃないでしょうか。

失敗しない補聴器選びをするためには自分の聴力と目的にあった補聴器を選ぶ必要があります。
人によって補聴器に求める部分が違っていて、例えば

  • とにかく安くていいものが欲しい
  • なるべく目立たない方がいい
  • 難しい操作はしたくない

といったことが挙げられますね。

そんな要望も踏まえて、どんな基準で補聴器を選んでいったらいいのか、そんな補聴器の選び方を見ていきましょう。

そもそも補聴器ってよくわかってないんだよね。というあなた!
補聴器とは あなたにぴったりの聴こえを提供してくれる医療機器“という記事で詳しく補聴器について解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!

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どんな補聴器を選ぶかよりもまずは買う店舗を選ぶ

補聴器を買う上で一番重要なのは、どんな補聴器を買うかではなく、どこで補聴器を買うかです。

よく通販とかでも補聴器と呼ばれるものが売られていますが、あんなものをは買ってはいけません。
補聴器は医療機器で、あなたの聴力にしっかりと調整してこそ効果を発揮します。
調整をしてくれないところから買っても何の意味もありません。

メガネを買う時に視力検査なしで、
「んー・・・じゃぁこれ!」って選びますか?
そんなことないですよね。

そのため補聴器を買う際は近くの認定補聴器専門店を調べてみましょう。
間違っても通販なんかで買ってはいけませんよ。詳しくは”買ってみたけど使えないがなくなる 通販やテレビ番組で補聴器を買ってはいけない理由“で紹介しています。

メーカーによって音質は違う

補聴器のメーカーはメジャーどころの大手でだいたい10社程度あります。
それぞれのメーカーでいろいろなタイプの補聴器を販売していますが、メーカーそれぞれ音質は違います。

最終的には技師さんの調整次第というところも大きいので、いろいろ聞き比べて自分が好きな音質のメーカーを選ぶといいでしょう。

ヘッドフォン選びもそうですが、いい音=好きな音なのでそのあたりは気にしすぎる必要はありません。

どんな補聴器メーカーがあるのかについては”各種補聴器メーカーとメーカーの選び方“で紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

補聴器選びの注意点

補聴器を使い慣れていない人は、まだ脳に補聴器の音がインプットされていません。
補聴器は使っていくうちにだんだんと音に慣れていきます。
調整してから慣れるまでに3か月ほどかかることもあります。

そのため、補聴器を選ぶときは初めに試した補聴器よりも圧倒的に後から試した補聴器の方がよく聞こえます。

ある程度補聴器を試したら、もう一度はじめの方に試した補聴器もテストしてみると、また違う印象をもつと思います。

聴力によって補聴器のタイプが変わる

補聴器にはいくつか種類があります。
補聴器の種類については”補聴器ってどんなものがあるの? 種類と特徴を知ろう“で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

そんな補聴器ですが、目的と聴力によって選び基準が変わってきます。

まず聴力ですが

  • 軽度難聴
  • 中度難聴
  • 高度難聴
  • 重度難聴

と場合分けされます。

軽度難聴の場合、あまり音を大きくする必要がないのと、完全に耳をふさいでしまうと自分の声がこもってしまいます。

そのためオープンタイプや小型の耳穴式がおすすめです。

中度難聴では耳穴式や、ある程度音を大きくする必要がある高度難聴に近い聴力の場合は耳掛け式の補聴器を検討すべきです。

高度から重度の場合は耳掛け式でイヤモールドも自分に合ったものを使う、補聴器では聴力が補えない場合は人工内耳も検討することになると思います。

目的によって補聴器のタイプが変わる

音が聴こえるようになるのが補聴器の最大の目的ですが、それ以外に使う人にとっては気になるポイントがいくつか出てくると思います。

たとえば目立たないものが欲しいとか操作は簡単な方がいいといった具合ですね。

ここでは目的別にどんな補聴器が合っているかを見ていきたいと思います。

目的補聴器の種類
目立たない補聴器が欲しい耳穴式補聴器
難しい操作はしたくないポケット型補聴器
スマートフォンと連動したい耳掛け式(スマートフォン対応機種)
とにかく高性能な補聴器が欲しい耳掛け式(高機能タイプ)
片耳だけ聞こえない耳掛け式(CROS / BiCROS)
乳幼児に使いたい耳掛け式(小児用)
電池交換が面倒充電式

このように自分が気になるポイントと聴力の兼ね合いをみて補聴器の種類は選ぶことになります。

補聴器を買うのに助成金を活用しよう

補聴器は安い物では両耳数万円のものもありますが、あなたの聴力によっては数十万円するような補聴器を購入することになると思います。

そういう時には補助金を活用して、なるべく負担を減らしましょう。
例えばあなたの聴力が70dB以上であれば、障がい者の6級の認定が受けられます。

障がい者手帳を持つことに抵抗がある人は多いと思いますが、割引が受けられたりとどうせなら活用できるものはフルに活用していく方がいいと思います。

それ以外にも自治体によっては補聴器の購入に独自の補助金を出してくれたりします。
もし、補聴器の購入が必要になった場合にはあなたの自治体にそういった補助があるかどうかをチェックしてみてください。

補助や助成金については”補聴器を購入するときに使える補助・助成金について“で紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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