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買ってみたけど使えないがなくなる 通販やテレビ番組で補聴器を買ってはいけない理由

補助器具
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よくテレビの通販番組で補聴器が紹介されたりしますよね。
ですが、このテレビで紹介されるような補聴器を買うことはおすすめできません。

補聴器を買ったはいいけど、結局全然聞こえが改善しなくて結局使わないということがよく起こります。

補聴器は何でもかんでも付けたら聞こえるようになるわけではありません。
メガネも視力検査をして、あなたに合ったレンズを選びますよね?
補聴器もしっかりとあなたにあった調整をする必要があります。

もし聞こえに不安があり、補聴器を使うことを考えているひとはしっかりと病院を受診して今の聞こえの状態を確認してください。
そのうえで自分に合った調整をしてくれる補聴器やさんのところで補聴器を買うようにしましょう。

補聴器に関しては補聴器とは あなたにぴったりの聴こえを提供してくれる医療機器という記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

それがめんどくさいとか、病院には行きたくないという人もいるでしょう。
そういう人は集音器なんかもあります。
しっかりと調整をしてもらった補聴器に比べると、完全にカスタマイズされているわけではありません。
なので個人的には是非しっかりと調整した補聴器を使って欲しいと思います。

集音器については安く手軽に聴こえが良くなるかもしれない 集音器とはを参考にして下さい。

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テレビで売られている補聴器は調整ができない

補聴器はただ買うだけでは聞こえるようになりません。
必ず調整をしなくてはいけません。

難聴といってもどれくらい聞こえにくいかというのは人によって違います。
これは視力もおなじですよね。
メガネを買うという場合、みんな同じレンズを買うわけじゃないはずです。
視力検査をして、その人にあったレンズを付けます。

補聴器も同じで、必ず聴力検査を行なって聞こえやすいように調整を行います。

残念ながらテレビの通販番組で紹介されるような補聴器はこの調整を行うことができません。
当然ですよね。調整してくれる人がいないんですから。

通販番組で補聴器を買うということは適当な度の入ったレンズの眼鏡を買うということと同じなわけです。

これだと自分に合わないんで、そりゃ使えないですよね!

軽度難聴までしか対応していなかったりと機能が不十分

難聴には症状により軽度、中度、高度、重度と4つの段階があります。
日本では軽度難聴で補聴器をつけているひとはほとんどおらず、中度以上の症状でつけ始める場合がほとんどです。

妻も中度難聴で補聴器をつけています。

テレビの通販で補聴器を買う場合、この補聴器がどの症状の人まで改善できるかがほとんど明言されません。
文字で小さく注意書きとして書かれる感じです。
その注意書きも私がみている限りだいたい軽度難聴までは効果が見込めますみたいにかいてあります。

日本ではなぜ軽度難聴のひとは補聴器をつけていないかというと、生活するのに困らないからです。
だいたい日本では生活に支障が出てくるのは中度難聴以上で、軽度難聴の人は聞き返しが増えたりテレビの音量が多少大きくなりますが普通に生活できちゃいます。

そのため聞こえに不安がある人は、すでにテレビの通販で紹介される補聴器では対応できない場合があります。

そうなるとせっかく買った補聴器も使えないですよね。

まとめ

テレビの通販で紹介されるような補聴器をおすすめしない理由は主に次の2つです。

  • 調整してくれない
  • 紹介されている補聴器では不十分

補聴器は自分に合った調整をしないと機能しません。
適当な度が入ったメガネを買っても自分に合ってないんで見えづらかったら気持ち悪かったりしますよね。
それと同じです。
適当な度のメガネを通販で買ったりします?

またそもそもその補聴器では機能が不十分な場合があります。
よくある、小さい文字で注意書きが書かれてるやつですね。
あれで軽度難聴までは効果が見込めますとか書いてあります。

補聴器は聴力検査をして、しっかりと調整してくれる補聴器屋さんで買う
補聴器外来のある耳の専門医がいる病院を受診するということをおすすめします。

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