補聴器だけじゃない 聞こえを補助する機器まとめ

補助器具
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今現在、日本で使われている補聴システムを紹介します。

聴力を補うのは補聴器だけではありません。

施設などで使う補聴システムを知って、より聞こえやすい環境づくりをしていただけたら幸いです。

それぞれメリットデメリットがあるので、どういう環境でつかうか、どういう人に使うかといった目的に合わせてシステムを選んでみてください。

また、そもそも難聴についての理解が乏しいとどんな機器を選べばいいかよくわからないということも多いです。
難聴についてあなたもすぐに理解できる 難聴とは音が聞こえづらくなる症状という記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

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補聴システムとは

補聴システムとは読んで時のごとく、聴力を補うシステムの事です。
 
聴力を補う物というとみなさまが思い浮かぶのは、補聴器や集音機というものだけではないでしょうか。

 

 
 
こちらで紹介するものはシステムなので、施設や学校などの建物に設置し、サービスを提供する側が聞こえに配慮するものになります。
 
聴力は難聴になってしまった人が補聴器や集音機を使って自ら補う以外にも、周りが配慮することで補うことができます。
 
そんな補聴システムを見ていきましょう。
 

補聴器

あなたが一番初めに耳が悪くなったら使うものといって思い浮かべるのが補聴器じゃないでしょうか。
定番中の定番、視力でいうところのメガネ的な立ち位置の物ですね。

補聴器は医療機器となっていて、聴力が落ちている人の聴こえを改善してくれる機器です。
主に軽度から高度難聴までの難聴をカバーしています。

よく、耳が悪い人に対して音を大きくすれば聞こえるという認識がありますが、それは間違いです。
補聴器は単純に音を大きくするだけではなく、聞こえづらい高さの音を補ってあげることで、なるべく自然に聞こえるようにしてあります。

そのため、補聴器は使う人に合わせて調整を行っていて、調整が終わり自然に聞こえるようになるまで3か月程度かかることが多いです。

また、補聴器自体で耳を悪くしてしまわないように、突然入ってくる大きい音量の音を抑制したり、ノイズを抑制したりといろいろな機能がついています。
そのため、金額が高いものも多いです。

医療機器となっているので、自治体によっては買うために補助金を出してくれるところも多いです。
もし補聴器の購入を考えているけど高くて厳しいという人は、是非補助金を検討してみて下さい。

補聴器については補聴器とは あなたにぴったりの聴こえを提供してくれる医療機器という記事で紹介しているので参考にしてください。

人工内耳

一般的に人工内耳を知っている人はそれほど多くないと思います。
人工内耳は主に高度から重度の難聴の人を対象にしているものです。

人工内耳は電極を頭に埋め込むことで、音を電気信号に変えて直接耳の神経を刺激して音を脳に届ける装置です。
そのため補聴器と違い、手術が必要になります。

ロジャー / FM送信機

ロジャーとFM送信機は補聴器に送信機から直接音声を飛ばすシステムとなります。

ロジャーとFM送信機の違いは通信方法です。

ロジャーは無線LANを使って通信しますが、FM送信機はFM電波を使って通信をします。

FM電波はラジオのAM,FMのFMですね。これは振幅と振動数どちらに音声信号を乗せるかの違いですが今回は解説しません。

気になる人は調べてみてください。

ロジャーは無線LANでFM送信機はFM電波なのでどちらが新しい技術なのかは一目両全ですがロジャーです。

ですので音声や技術はどれもロジャーのほうが優れています。

それではロジャーのメリット・デメリットを見てみましょう。

メリット

  1. 複数台使用しても混信しない
  2. ボタン一つで簡単に接続可能
  3. 騒音下での聞き取りが向上

デメリット

  1. 特定補填装具に認められないケースがある

このように操作性はよくなっているものの、補助金が出ないケースがあります。

ただ、いずれにせよ障碍者手帳がなければ補助金は支給されません。

障碍者手帳の発行に関しても、各自治体によって基準が違うため確認が必要となります。

また、受信機の種類によって補聴器や人工内耳に直接つけるものもあります。

磁気(赤外線)ループ

磁気ループはろう学校や難聴学級、聴覚障碍者センターや映画館に設置されています。

音声を磁気に変えて、その磁気を補聴器や受信機が受けて音声として聞き取ります。

床の下に這わせてループ状に設置します。

現在は持ち運びができるように携帯型や首掛け式のものもあります。

こちらもメリット、デメリットを見ていきましょう。

メリット

  1. AC100Vがあればどこにでも設置できる
  2. 日常生活用具として認定されている

デメリット

  1. ループ内でしか明瞭な音が聞こえない
  2. 対応している補聴器を使うか、専用の受信機が必要

このように補聴器以外にも聴力を補うための機器はあります。

ですが、施設でも設置されているところは多くありません。


基本的には聞こえに不自由している方が自ら補うという姿勢がほとんどです。

 

 

スピーカー

最近では下記のような聞こえに配慮したスピーカーも登場しています。

  1. ミライスピーカー
  2. comuoon

 
ただ、まだまだ普及しているとは言えない状況です。

comuoonは対面業務に最適な人の声を聞こえやすくするcomuoonという記事で詳しく紹介しています。

また、ミライスピーカーは補聴器がなくても音が聞こえる ミライスピーカーという記事で詳しく紹介しています。

 
 
元々スピーカーでは難聴者でも聞こえるようにするのは無理だといわれていました。
 
ですが、いろいろな技術が出てきて、スピーカーでも難聴者が聞き取りやすい音を出すことができるようになっています。
 
スピーカーのメリットとデメリットを見ていきましょう。
 

メリット

  1. 難聴者本人が身に着ける必要がない
  2. 施設などに設置されていれば人を選ばずに使用可能
  3. 複数人に対して同時に利用できる

デメリット

  1. 難聴者以外の人にも音が届く

 
 
スピーカーのいいところは、難聴者の人が補聴器をつけたがらなくても、例えばテレビにこのスピーカーを接続するだけで音が聞こえやすくなったりします。
 
 
また、お店や施設にこのようなスピーカーが設置されていれば、相手が補聴器や集音器といったものを使っていなくても、お店側や施設側がそのような人たちに配慮することができる点です。
 
 
病院なんか最高ですよね。
 
 
例えば耳鼻咽喉科で耳の調子が悪い人に、診察や会計の時に名前を呼ぶことがあります。
 
 
いや、だから聞き取りづらいんだって!といつも思います。
 
 
名前を呼ばなくても、番号が画面に表示されていたりますが、番号が切り替わるときは大体ピンポーンのような音が鳴って知らせています。
 
 
難聴の人はそれに気づけないんで、ずっと画面をみていなければいけません。
 
 
こういうスピーカーを使うことで、そういう人たちに音を届けやすくなったり、光で対応するとか、もっともっと多様な方法を並行して使ってほしいですよね。
 

集音器

補聴器のようで補聴器じゃないのが集音器です。

補聴器は医療器具であるのに対して、集音器はただの家電です。なので家電量販店でも購入することができます。

集音器がどんなものかは安く手軽に聴こえが良くなるかもしれない 集音器とはという記事で詳しく説明しています

機能は音を大きくするだけだったりするので、補聴器のように使う人に合わせた設定をできるものは多くありません。

集音器のメリットとデメリットはなんでしょうか

メリット

 

  1. 金額が安い
  2. 手に入れるのが簡単
  3. 手軽に使うことができる

デメリット

  1. その人の聴力に合わせた調整ができない
  2. 使い方によっては余計に耳を悪くすることがある

集音器の最大の魅力はやはりその手軽さだと思います。

その辺の家電量販店で数万円で買うことができ、家に帰ったらすぐに使うことができます。

ただ、手軽さゆえにその人の聴力にあった調整などができず、結局あまり聞き取りが改善されないので使わないなんていうこともちらほら…

実際に難聴の妻が利用して、効果があった集音器をあなたに合う集音器が見つかる おすすめ集音器3選で紹介しているので参考にしてください

携帯アプリ

現在でスマートフォンの普及によって、集音器もスマートフォンのアプリで使えるようになりました。

実際の集音器に比べると、遅延が大きいので劇的に聞こえるようになることは多くありません。
ただ、あなたの聴力にあった調整を自動でする機能があったり、スマホ+イヤホンですぐに使えたりと費用面や使いやすさは抜群です。

今すぐ話が聞きやすくなる 集音器代わりになるおすすめスマホアプリまとめという記事でおすすめアプリを紹介しているので参考にしてください。

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