よく聴きたいときや、耳をすますときに耳に手を当てたりしませんでしたか?
実はこれ、ものすごく効果があります!
片耳だけだと8dBほど、両耳だと12dBも上がるのです!
最近やっていない方は是非試してみてください!
こんなアナログな方法でも少し聞こえは改善します!
それ以外にも聞き取りやすくするための道具やサービスを難聴でも安心 聞こえやすくする道具やサービスについてで紹介しているのであわせてご覧ください。
耳に手を当てるとなぜ聴こえやすいか
10dBとはどれくらい聞きやすくなるのか
耳に手を当てることで、8から10dB聞き取りやすくなります。
いやいや、そんなこと言われても具体的にどれくらい聞き取りやすくなるかわからないよ!という人も多いですよね。
dB(デシベル)とは音圧の単位で、B(ベル)にd(デシ)がついたものです。
小学校の時にdL(デシリットル)とか出てきませんでした?
dB(デシベル)のデシはこのデシリットルのデシと同じです。
この音圧のdBですが、対数になっています。
対数ってなんだ!と思うかもしれませんが、気になる方は調べてみてね!
数字だけで見ると20dBと40dBは2倍のように見えます。
ですが、対数になっているので、実際は10倍の違いがあります。
計算してみると10dB聞き取りやすくなるということは3倍聞き取りやすくなるということです。
数値で言われてもよくわからない!というあなた。
そうですよね。私もピンときません。
日常生活で10dB違うとどのくらい環境が違うかを見てみましょう。
例えばあなたが目の前の人と普通に会話するときの声の大きさがだいたい60dBぐらいです。
では70dBってどれくらいかというと近くでセミの音を聞くぐらいの大きさになります。
そこからさらに10dB大きくすると80dBですね。80dBというとパチンコ屋の店内ぐらいの音の大きさです。
つまり両耳に手を当ててあげると、普通の会話がセミの鳴き声ぐらいよく聞こえるようになるってことです。
どうですか?かなーり効果ありでしょ?
音の大きさを表す単位について”dB(デシベル)とは 色々な音の大きさを表す単位について“で説明しているのでもっと知りたい人は是非参考にしてください。
人によって聞こえ方が違う
正面の音が一番聞き取りやすい
他の動物は耳を動かすことが出来るので、左右に耳を動かして、外敵の足音なんかを拾おうとしますよね。
ヒトは残念ながらそういう機能は備わっていないので首を振るしかありません。
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