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耳が悪くなるとどうなるの? 難聴者が日常で困ること

難聴
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普通の人が苦じゃないことも難聴になることで、困るシーンというのがいくつかあります。

  • 複数人の会話
  • テレビの音量
  • 電話での会話
  • 電車内のアナウンス
  • 電子機器の呼び出し音
  • 病院などでの呼び出し

ほとんどの人が難聴になったら日常生活がどのように不便になるのかは想像がつかないと思います。
あなたもそうじゃないですか?

実際耳が悪くなると、日常生活はどうなってしまうのか。
色々なシーンに応じて様々な困りごとがあるのでぜひ知ってほしいと思います。

もちろんこれらの困りごとは補聴器や他のツールを使うことで解決することも可能です。
ただ、高齢者になると補聴器を使いたがらなかったり、金額的に高かったりするのですべての人が解決できるとも限りません。

難聴は治すことができません。
今大音量で音楽を聴いている、大きい音が鳴る環境にいる、そんな人は難聴になった後の生活を想像してしっかりと難聴予防をしてもらえたらと思います。

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複数人での会話が聞き取りにくい

難聴になると複数人での会話が難しくなります。
特に誰が何を言っているかがわからなくなり、1度に複数人で会話が始まるとなんと言っているか聞き分けができなくなってしまいます。

1対1での会話は普通にできるのに、複数人で話をする時には相手が何を言っているのか聞き取りづらい。
誰が話しているのか分かりにくいという人は難聴かもしれません。

電子音や呼び出しに気づかない

白物家電には様々な呼び出し音がついています。
たとえば冷蔵庫はしばらく開けっぱなしになっていると、空いていることをピーピーと音を鳴らして教えてくれます。
電子レンジや洗濯機は温めや洗濯が終わると、同じように音で知らせてくれますね。

難聴になってしまうと、これらの音は聞こえなくなってしまいます。

そのため終わった頃に終わっているか確認しに行く、もしくはもうしばらく放っておいて後でやるというスタンスで生活することになります。

また、冷蔵庫の開けっ放しなどは次に冷蔵庫を開けるときに気づくか、冷気を感じでおや?と思うまで放置ということになります。
これが意外に結構不便です。

また、呼び鈴などにも反応できずに気付いたら不在票が入ってるなんてこともあります。

また特に難聴の症状が重い人の場合、目覚まし時計も音ではなく光で起こしてくれるものを使っていたりします。

テレビの音量が大きい

難聴は急に症状が進むよりも、圧倒的に長い時間をかけて進行していきます。
そのため、徐々にテレビの音が大きくなっていきます。
テレビの音量もゆっくり大きくなっていくので、慣らされていき、気づいたら結構な音量になっています。

そのため、自分自身では耳が悪くなっている自覚が少なくなります。

久しぶりに実家に行ったらテレビの音量が大きくなってる!みたいな話をききませんか?
テレビの音が聞き取りづらい、ニュースは内容がわかるけどバラエティ番組は話についていけないという人は難聴の疑いがあります。

もしテレビの音量が大きくなっている場合はテレビを快適な音量でみれるようになる 音量がでかくて困っている人のための解決法という記事で解決策をいくつか紹介しているので参考にしてください。

電話の声が聴きとりにくい

電話、特に固定電話での相手の声が聞き取りづらいという場合は軽度の難聴かもしれません。

電話は相手の口の動きを見ることができずに、音だけで話の内容を判断する必要があります。

私たちは読唇術ではないですが、ある程度口の動きと前後の文脈から多少聞き取れなくても話の内容を類推することができます。
そうすると多少耳が悪くなっていても普通に会話ができてしまいます。

普通に会話ができるので耳が悪くなっていると自覚するのが遅れるんですよね。

電話の場合は、口の動きを見ることができないので相手がなんと言っているか類推することができません。
そのため、難聴の人は電話での会話が苦手になります。

電話の音が聞き取りづらい理由について電話が聞き取りにくいのは難聴のせいかも?という記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

電車のアナウンスが聞こえない

電車の中はかなりの騒音になっています。
耳がいい人は情報の取捨選択ができるので、雑音の中でもアナウンスの声にフォーカスすることができます。

ですが、難聴になると音情報の取捨選択がうまくできなくなってしまいます。

そのため、耳が悪くなるとアナウンスの内容を聞き逃してしまうことが増えます。

また、補聴器を使っている人はアナウンスの声だけではなく電車の走行音も大きくなってしまいます。
そうなると非常に耳障りで補聴器をつけていられないという人もいます。

補聴器がなければアナウンスも当然聞くことができないので、常にどの駅に着いたかといったことを確認したりする必要があります。
これだと疲れちゃいますよね。

電車で困ることについても聴覚障害者の困るシーン 電車の車内アナウンスという記事で紹介しているので、参考にしてください。

病院の呼び出し

病院で診察を受けるときや、会計をするときに呼び出しがありますよね。
最近は番号で呼ばれることも増えました。

看護師さんが呼び出してくれる場合も、名前を聞き取れずに自分の番が過ぎってしまったという話をよく聞きます。

また、番号が画面に表示される場合も番号が切り替わるタイミングで音が鳴って知らせてくれますが難聴だとこの音が聞き取れません。
そのため、常にモニターを見て番号が変わるのを見ている必要があります。

このように難聴者が病院での不便な点というは難聴者が困るシーン 病院の待合は呼ばれても気づかないで紹介しているのでぜひ参考にしてください。

買い物をするとき

買い物をするときに苦労する点は主にお会計の時です。
会計の時には割とレジ係の人からいろいろ聞かれることがあります。

  • 袋入りますか?
  • 温めますか?
  • ポイントカードはお持ちですか?
  • 現金かカードか?

難聴になってしまうとどれを聞かれているのかわかりづらくなってしまいます。
そして全然見当違いなことを言ってしまうこともあります。

このように買い物の際にも割と不便なんです。

買い物のときに難聴者が困ることや解決策については難聴者が困るシーン 買い物の時には案外店員とコミュニケーションをとる必要があるで詳しく紹介しているので参考にしてください。

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