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難聴者が困るシーン 病院の待合は呼ばれても気づかない

難聴
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普段特に耳が悪くない人にとってはなんてことないシーンでも、難聴者からすると非常に困るということが多くあります。

病院で診察を待っているときやお会計の時、診察を受けているときにもそれは起こります。

この記事ではそんな病院で難聴者が困るシーンについてみていきましょう。
もしあなたが普通に耳が聞こえる状態でも、難聴になってしまったらどのように困るかがこれでわかると思います。

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順番を呼ばれても気づけない

病院で診察を受けるとき、診察の順番が来ると看護師さんが名前を呼んでくれるところがあると思います。

難聴だと残念ながら看護師さんがなんと呼んでいるのかわからずにそのままスルーしてしまうことがよくあります。

いまでこそCOVID-19のためみんなマスクをつけていますが、病院の場合はむかしから看護師さんも先生もマスクをつけていることが多いですよね。
そのため口元はみえずに音もこもっているので聞き取りづらさはおりがみ付きです。
いまならあなたも聞き取りづらいのがイメージできると思います。

最近はモニターがあって、そのモニターに番号が表示されるというシステムを導入している病院も多いですね。

ですが、この場合も難聴者は困ります。
モニターに番号が表示されるときには音がなって番号が表示されたことを知らせてくれます。
ですが難聴者はこの番号がかわった音を聞き取ることができません。

そのため、基本的にはモニターを眺めて番号が変わるのを見ておく必要があります。

これだとモニターを見張ってないといけないので疲れちゃいますよね。

このように診察を受けるだけでも不便なことがあります。

診察中に先生が何を言っているのかわからない

日常会話なら問題ないという軽度な難聴でも、診察の時などに先生と話していると専門的な言葉や聞きなれない言葉が出てきて全く聞きとれないということがあります。

これは先生側も同じように感じていて、難聴の患者様には話が通じていないという風に感じているようです。
私が難聴者の支援をしているときもお医者さんから相談を受けたことが何度かあります。

例えば話をしていて先生から症状を聞かれて曖昧にハイハイと答えていて
先生からじゃぁ注射を打ちますとなったとき、なんとなく聞き取れないのでハイと答えてしまい
いざ注射を打つ段階になったら急になんで注射なんかするんだ!と怒り始めたり…ということも起こります。

このように診察の場面でも難聴になることでうまく意思の疎通が図れないということが起こります。

会計のとき

会計の時も、名前を呼ばれたり番号で呼び出しがあるところがあると思います。
こういう場合は順番待ちをしているときと同じ聞き漏らすという問題が発生しますよね。

さらにカウンターを挟んでの会話になるので、話が聞き取りづらく相手の声が全然聞こえないということも起こります。

病院での聞き取りづらい問題を解決する

受付や順番待ちの場合、難聴でも聞き取りやすいスピーカーを利用して、番号が聞き取りやすいようにしてみるというのも一つの手です。
空港では難聴でも聞き取りやすいスピーカーを使ってアナウンスしたり、駅でも使われていますね。

難聴でも聞き取りやすいスピーカーについてはこちらを参考にしてください。

また、先生の話が聞き取りづらければ音声を文字に変換してくれるソフトを使用するのもありですね。
そういったアプリをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

モニターについても音で知らせるだけではなく、光でぴかっとお知らせするといった音以外の知らせ方も検討できるといいですね。

他にも聞こえづらくなることで困るシーンはたくさんあります。
そんなシーンを耳が悪くなるとどうなるの? 難聴者が日常で困ることという記事で紹介しているので是非参考にしてください。

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