難聴は音の聞き取りが難しくなってしまう症状です。
先天的に難聴の子供の場合、音声による認識が難しくなります。
そのため物の名前などを覚えるのが視覚情報を頼りにするため、難しくなります。
例えば単語帳を作って覚えるといった方法をとることが多いですが、そんな単語帳をアプリで簡単に作ることができるのがVocagraphy!です。
言葉を覚えたいものをスマートフォンのカメラで写真を撮って、その撮ったものに対して名前や特徴を入力することができ、名前を覚えるのにとっても役立ちます。
Vocagraphy!がどのようなアプリか一緒に見ていきましょう。
Vocagraphy!
Blue Light Works Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
Vocagraphy!の概要
私たちが言葉を覚えていく場合、視覚と聴覚を両方使って物事を覚えていきます。
例えばリンゴというものを認識する場合、目でみてリンゴがどんなものかを認識して、リンゴという名前を音によって覚えます。
それでリンゴという言葉と実際の物としてのリンゴが紐づいていきます。
難聴の場合、この音からの情報が弱くなってしまうので、言葉を覚えるときに健聴な人よりも少し不利になってしまいます。
そんな難聴者でも言葉を覚えやすくした単語帳アプリがVocagraphy!です。
ボキャブラリーとフォトグラフが合わさったタイトルになってるんでしょうね。
難聴者の言語獲得のために、単語帳などを使うことがありますが、ただ言葉が書いてあるだけではなかなか定着しません。
そのため、単語帳に写真や特徴を追加することができるアプリがVocagraphy!です。
これによって難聴者でも視覚情報が充実し、言葉の学習がしやすくなるとっても便利なアプリです。
Vocagraphy!の使い方
Vocagraphy!は無料でダウンロードすることができて、使い方も簡単です。
まずは下記リンクからアプリをダウンロードしましょう。
Vocagraphy!
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はじめはサンプルフォルダに果物が4種類入っています。
このようにフォルダによってジャンルごとに分けることによって、物の種類別に覚えていくことができるようになっています。
画面下にメニュー表があります。
一番右が単語カード、みだりから2番目が新しいフォルダとカードの追加、
単語の追加方法
単語帳を作るにあたって、まずはフォルダを作成します。
このフォルダで単語の種類を分けていきます。
フォルダは下のメニューバーにある+のマークから追加できます。
新規フォルダを選択します。
名前をつけると新しくフォルダが出来上がります。
フォルダ内にさらにフォルダを作ることもできるので、より単語の種類を細分化することもできますよ。
フォルダが完成したら単語を作っていきます。
単語を保存したいフォルダを選択し、メニューバーから+のアイコンを選択します。
新規カードを選択してカードの名前、つまり単語の名前を入力します。
名前は後で変えることもできます。
完了を選択すると、無事にカードが出来上がります。
ですが、カードができただけでは完成ではありません。
ここから写真と特徴を追加していきます。
カメラに+のマークがついているアイコンをタッチすると写真を追加できます。
これはライブラリに保存してある写真をカードに追加することができます。
残念ながらカメラから今撮って貼り付けることができないので、事前に写真を撮っておく必要があります。
特徴については右下にある鉛筆マークから編集できます。
カードの名前もここで変えることができるので、もしカードを作るときに間違えてしまっても大丈夫ですよ。
上がカードのタイトル、下が特徴です。
変更、追加したい方をタッチすると、編集することができます。
これでカードが出来上がりました。
この調子でどんどんカードを増やしていきましょう!
クイズモードで単語を覚える
Vocagraphy!には単語を覚えるためにクイズモードというものがついています。
メニューバーにQのマークのアイコンがあります。
これがクイズモードのボタンです。
クイズモードを選択するとカードのタイトルが?に隠されます。
確認したいカードをタッチして、写真の下の?マークをタッチすると答えを確認することができます。
写真で単語を覚えて、クイズモードで楽しみながら言葉を覚えていきましょう!
使い方についてはアプリの右上にあるメニューから確認することもできるので、ぜひそちらも確認してくださいね。
Vocagraphy!
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他にも難聴者の学習に便利なものを”難聴児の学習効果を高めるおすすめアイテムと方法“で紹介しています。
Vocagraphy!以外にもいろいろなものを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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