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中耳炎とは 子どもが風邪などでなりやすい耳の炎症

難聴
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中耳炎は耳の中の中耳という部分に細菌が入ることで起こる病気です。

耳が痛い、耳が聞こえにくい、耳だれなどが起こります。

子どもが耳が痛い、聞こえにくいということを言うようであれば、すぐに耳鼻科を受診しましょう。
しっかりと治療をすれば1-2週間程度で治すことができます。

それでは中耳炎について詳しく紹介します。 

放置すると手術が必要になったり、難聴になってしまうようなこともあります。
そのうち治ると高をくくらずに、必ず中耳炎の症状が見られたら病院を受診しましょう!

子どもがなりやすい難聴について”子供が難聴になる原因とは 親が注意しないといけない点“で紹介しています。
中耳炎以外にも気を付けたいことをまとめているので、ぜひ参考にして下さい。

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中耳炎の症状

中耳炎ってよく聞く耳の病気だと思うんですけど、意外にどんなものかよくわかってないという人も多いと思います。

そんな中耳炎ですが主な症状は次のとおりです。

  • 耳の痛み
  • 耳だれ
  • 耳が聞こえにくくなる

耳だれというのは耳から膿のような液が出ることです。

うちの息子も細菌中耳炎になってしまいましたが、急に耳が痛いといい、音聞こえる?って聞いたら聞こえないと言っていました。
風邪をひいてる時とかに耳が痛いと言い始めたりすると要注意ですね。

中耳炎の原因

中耳炎は中耳に細菌が入り、炎症が起こる病気です。
そのため、風邪などで細菌やウイルスが入ると起こります。

特に鼻水が出て、鼻をよくすすっていると言った場合は中耳炎になりやすいですね。

子どもが風邪をひいてしまったらとにかく早く治るように、病院を受診してしっかりと治療しましょう。
昔の考えで、ほっとけば治る!みたいに思っていると症状が長引いて中耳炎になってしまう可能性が高まりますよ。

中耳炎の種類

中耳炎と一口にいっても種類がいくつかあり、原因と対策がそれぞれ違います。

中耳炎の主な種類は次のとおりです。

  • 急性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 慢性中耳炎

それぞれの中耳炎について見ていきましょう。

急性中耳炎

急性中耳炎は鼻や喉の炎症を起こしたウィルスが耳管という所を通って中耳に入ることで起こります。

1-2歳と4-6歳頃の子どもに多く見られます。

主な症状は耳が痛い、熱が出る、耳が聞こえにくくなる、鼓膜に穴が開き耳漏と呼ばれる膿が出てくるといったものがあります。

滲出性中耳炎

漢字が難しいですねー。
しんしゅつせい中耳炎と読みます。

滲出性中耳炎は急性中耳炎と違い発熱や耳の痛みはありません。
炎症による滲出液と呼ばれる液が鼓膜の奥に溜まってしまうのが滲出性中耳炎です。
耳の痛みや発熱がなく、周りからは気づかれにくいです。
主な症状は難聴や耳が詰まったように感じる、耳鳴りと言った症状になります。

副鼻腔炎や鼻炎、アデノイドという鼻と喉が繋がるところの炎症により鼻と耳の通りが悪くなって耳が聞こえにくくなってしまいます。

子供の場合、痛みや熱がないので分かりにくく、呼びかけても返事をしないと言ったことがあったら気をつけましょう。
遊びに集中していて話しかけても無視されるといった子供らしさで見過ごされてしまう可能性があるので注意ですね。

慢性中耳炎

急性中耳炎が治らず、慢性的に炎症が起こっている状態です。
耳だれや難聴が長く続きます。

鼓膜の穴が大きくなって塞がらなくなってしまったり鼓膜の一部が陥没して周囲の骨を壊してしまうという病気になることもあります。

慢性中耳炎になるまえにしっかりと治療したいです。

中耳炎の治療

中耳炎はそれぞれの種類によって治療法が異なります。
詳しくそれぞれのケースの治療法についてみていきましょう。

急性中耳炎の場合

急性中耳炎の場合は化膿止めや痛み止め、風邪を治すための薬などで治療します。
通常は1-2週間程度で治ります。
ですが治り切らないと滲出性中耳炎や慢性中耳炎になってしまうので、しっかりと病院を受診して正しく治療してもらいましょう。

滲出性中耳炎

風邪や副鼻腔炎、アデノイドにより発生する病気なのでそれを引き起こしている病気を治療する必要があります。

それにプラスして滲出液を排出するために鼓膜を切って流れ出るようにしたり、鼓膜に換気チューブを入れ、耳のとおりをよくしたりする治療が行われます。

慢性中耳炎

慢性中耳炎になると治療には手術による治療になります。
鼓膜の奥の粘膜を取り除き、聴力を改善するための鼓膜形成術などが行われます。
耳ろうがある場合は薬による治療も行われます。

このように急性中耳炎であれば比較的簡単な治療で済みますが、放置されて症状が悪化した場合は手術が必要になることもあります。

子どもが起こりやすいのでサインを見逃さないようにしよう

熱が出たり耳が痛いという症状が出た場合は気付きやすいですが、なかなか中耳炎に気付けないこともあります。

子どもの風邪は早く治し、中耳炎にならないように注意しましょう。

風邪の時は鼻をすするのをやめさせる、鼻を勢いよくかまないということにも注意したいですね。

次のようなことがあったら中耳炎かもしれないと疑いましょう。

  • 不機嫌で耳を触ったりする
  • 名前を呼んでも反応しない
  • テレビの音を大きくする
  • わざわざ回り込んで聞きやすい方の耳で聞くようにする
  • 耳から液が出ている

放置すると聴力にも影響を及ぼします。
おかしいなと感じたら病院を受診しましょう!

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