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ムンプス難聴とは おたふく風邪で耳が聴こえなくなるかもしれない

難聴
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私が子供のことは、親におたふく風邪は早めにかかった方がいいという風にいわれていました。
ですがおたふく風邪は予防接種で防ぐことができます。

私のように、子供のころにおたふく風邪は早めにかかった方がいいといわれている人は早めにかかればOKだし予防接種はしなくてもいいか!
と考える人がいるかもしれません。

ですが、おたふく風邪にはムンプス難聴という片耳が聴こえなくなってしまう合併症があるのです!

しかもムンプス難聴には治療法がありません。
防げる病気は予防接種でしっかりと防ぎ、子供の健康を守りましょう!!

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ムンプス難聴の症状

ムンプス難聴の症状は片耳の聴力が失われてしまいます。
聞こえにくくなるのではなく、聴力が失われてしまうというのが大きな問題です。

片耳なので音が全く聞こえなくなってしまうわけではありません。
ですが、片耳聞こえなくなってしまうと音がしてくる方向がわからなくなってしまいます。
また距離感が掴みにくくなったりといったことが起こります。
当然聞こえなくなってしまった耳の方から話しかけられたり、自転車や車が来ても気付きにくくなったりとその弊害はかなり大きいです。

ムンプス難聴の原因

ムンプスとはおたふくかぜのことで、おたふくかぜはムンプスウイルスの感染によって引き起こされます。

耳の下にある耳下腺という部分がムンプスウイルスによって炎症を起こす起こすことでおたふくかぜとなります。

ムンプス難聴はこのおたふくかぜの合併症となっていて、数百人に1人の割合で発症します。

私が子供の頃は早めにかかった方がいいと言われていましたが、おたふくかぜには予防接種があるのではっきり言って予防できるなら予防すべきです。

ムンプス難聴は合併症でおたふくかぜになった子はもれなくムンプス難聴になってしまう可能性があります。

ムンプス難聴を防ぐ方法

ムンプス難聴を防ぐには、おたふくかぜにならないようにする以外に方法はありません。

先にも言ったようにおたふくかぜは予防接種で予防できます。
予防接種は弱体化したムンプスウイルスで作る生ワクチンなので、2~3%ぐらいの確率で通常のおたふくかぜと同じように耳下腺が腫れることがあります。

それでも通常おたふくかぜにかかるよりも弱いですし、合併症が起こる確率も圧倒的に低いです。

なので圧倒的におたふくかぜは予防接種をしたほうがいいです。
予防接種自体は任意接種なので自費となり、やらない人もいると思います。

ですが、おたふくかぜになってもしものことを考えると圧倒的にやっておいて損は無いと思います。

おたふくかぜの予防接種の概要と費用

おたふくかぜの予防接種は2回行います。

通常、麻しん風しん混合ワクチンの定期接種と同時期に行うので、1歳と小学校入学前の1年間で行います。

おたふくかぜの予防接種は任意なので自費となる点に注意してください。
費用は大体5000円ぐらいです。
自治体によっては助成金があるので、自分が住んでいる街に助成金があるか調べてみてください!

ムンプス難聴になってしまったら

ムンプス難聴には残念ながら治療法がありません。
もしムンプス難聴になり、片耳の聴力が失われてしまった場合、補聴器や人工内耳で聴力が回復するかと言った相談を耳鼻科の先生と相談することになります。

人工内耳では手術が必要となり、補聴器ではカバーしきれないほど聴力が低下すると思います。

また費用もかかってしまいますので、しっかりと予防接種をしておたふくかぜを予防するのがいいでしょう。

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