聴覚障害の方とのコミュニケーションでは手話や筆談があります。
ですが、健聴の人が手話を使える割合も少なければ、聴覚障害者の人でも手話がわからないという人も多いです。
そこで有効なのが筆談ですが、筆談って結構大変なんですよね。
伝えたい内容を完結に書かないといけませんし。
あと圧倒的に時間がかかりますよね。
そこで便利なのが自分が話した内容をぱっと文字に変換してくれるアプリです。
音声文字変換アプリを入れておけば、ぱっとスマホに話しかけるだけで簡単に文章として表示することができます。
これであれば窓口業務や、普段の生活の中でも聞こえにハンデがあってなかなか相手に伝えたい内容を伝えたい!という場面がきても問題ありません。
無料で使えるものばかりで、とっても便利なのでもう全員にダウンロードしておいてほしいぐらいです。
しかもこういった音声変換アプリではメモ機能などがついていて、スマホのキーボードで文字を打ってもらえれば、発話がうまくできない人ともばっちりコミュニケーションが取れてしまいます!!
私が自分で試したものを載せていくので、順次アプリの数は増えていくと思います。
今のところ一番汎用性が高いのがUDトークですね。
気になるものをダウンロードしてみてください!
UDトーク
一番有名で、利用されているのがUDトークだと思います。
UDトークはPCでもスマホでも利用することができて、イベントなどでも使われていますね。
とても精度がよく、リアルタイムでパパっと文字おこししてくれるので、筆談が必要な場面以外にも会議の議事録をとったりするのにも使えちゃいます。
UDトークの最大の魅力は精度と汎用性でしょうか。
実績があるので、こういう場面で使いたい~と思ったときに調べると接続方法や実際の使い方がネットで結構拾うことができます。
対面でのコミュニケーションがある窓口などは、タブレットにUDトークとgoogle翻訳を入れておけば、英語圏の方や聴覚障碍者などいろいろな方とコミュニケーションがとれるのでめちゃめちゃおすすめです。
無料でダウンロードできるので、是非入れておいてほしい!
UDトークについてアプリで簡単に会話を文字化できる UDトークがおすすめ という記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
Google Live Transcribe
Googleが提供している音声文字変換がLive Transcribeです。
Live Transcribeの最大の魅力は音声認識の高さですね。
個人的にはUDトークよりも精度がいいんじゃないかとおもいます。
もちろんこれも無料で使うことができます。
UDトークに比べると使用例が少ないので、どっちがいいかといわれると個人的にはUDトークの方が使い勝手がいいんじゃないかなぁというところです。
ただ、Android端末を使っている人だと、アクシビリティから簡単に使うことができるので、Android端末をつかっている人にはおすすめです。
というかiOS版はリリースされていないので、Androidスマホを使っている人しか使えません!
Live Transcribeも使い方などLive Transcribeの使い方 精度抜群のGoogleの音声文字変換という記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてください!
しゃべり描き
しゃべり描きはUDトークやLive Transcribeとはちょっと趣向が違って、自分がしゃべった内容を指でなぞることで好きなところに会話の内容を表示されることができるアプリです。
長く続く会話の内容を表示させるのにはちょっと不向きですが、画像の取り込みができるので資料の説明や写真での文字入れ等に使うことができます。
そのため、通常の説明をUDトークで行い、写真などの画像の説明をしゃべり描きで行うと非常にスムーズだと思います。
しゃべり描きは個人用と企業用のしゃべり描きBizの2種類あるので、まずは個人用のしゃべり描きを使ってみてください!
しゃべり描きBizだと利用するのに事前登録が必要になります。
その代わり2画面共有等を行うことができるようになるので、企業様はしゃべり描きBizの方が使い勝手がいいと思います。
一点注意なのは、しゃべり描きもしゃべり描きBizもiOS版しかリリースされていません。
Android端末の方は使うことができないので注意してください~
アプリの概要や使い方を筆談を簡単に 音声入力とキーボード入力ができるアプリしゃべり描きがおすすめという記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
Notta
NottaはAIが自動で句読点まで入れてくれる音声文字変換アプリです。
基本は無料でつかうことができますが文字起こしできる時間が決まっていて、有料版にすることで文字起こしできる時間が伸びたり、音声データを取り込めたり、テキストデータを吐き出したりできるようになるなど汎用性もかなり高いです。
もし無料で使っていて物足りなくなったら有料版にすればいいので、まずは物は試しに無料版を使ってみるといいと思います。
会話を句読点も入れてテキスト化できるアプリ Nottaで詳しく紹介しているので参考にしてください。
Notta-自動文字起こし・日本語の音声をテキスト変換
Langogo Technology Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
Speaksee
ほかのアプリとテイストが違いますが、Speakseeもかなりおすすめです。
Speakseeも音声を文字に変換してくれるものなのですが、ほかのものと違ってアプリ単体ではなくハードが存在します。
話をする人がそれぞれマイクを付けて、それぞれのマイクに対応した音声を文字化して表示してくれるというのがSpeakseeです。
特に難聴は複数人での会話が苦手となります。
そのため、誰が何を話しているのかわからない、一斉に話し始めると聞き分けができないという問題が生じます。
それをSpeakseeなら解決できちゃうんですね!
Speakseeについて複数人でコミュニケーションがとりやすくなる Speakseeという記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。
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