あなたは音声文字入力を使いますか?
よく中国人は文字を打たないで、スマホに向けて話かけていますね。
音声文字入力をしているのか、そのまま音声をWechatで送信しているのか・・・
ただ、ほとんどの日本人は文字を打ち込んでいるのではないでしょうか。
しかし、例えば会議の議事録だとか、会話の内容を文字に起こしたいときには手入力はなかなか追い付かないですよね。
あなたもそうだと思いますし、もちろん私もほとんど手入力です。
イベントやワークショップなんかでは聴覚障害者向けに会話の内容をパソコンに打ち出してスクリーンに写したりします。
聴覚障害の人は音声での理解が難しいので、このように文字として起こしてあげると理解の助けになります。
ということで、ぜひぜひ活用してほしい音声文字変換アプリ!
そのLive Transcribeの使い方について説明していきます。
イベントなどで、その場で発言されたものを表示する場合には、PCで使えてすでにいろいろと事例のあるUDトークの方が使い勝手がいいと思います。
ですが、LiveTranscrbeも識字率は非常に高いので、例えば今目の前にいる聴覚障碍者の方にすぐに文章を見せたいといった状況であればとても有効だと思います。
是非、LiveTranscribeをダウンロードしておいて、いざそういう場面が来た時にスッと使っていただければと思います。
他にもおすすめのアプリを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
Live Transcribeの使いかた
Live TranscribeはGoogleからリリースされているアプリケーションです。
音声を認識して文字に起こしてくれるというのが、このLive Transcribeの機能となります。
この音声文字変換のアプリケーションはLive Transcribeの他にUDトークなどが有名ですね。
UDトークに比べるとLive Transcribeの方が識字率がいいともっぱらのうわさなので
実際に使ってみて、使い方とどれくらいしっかり音声から文字変換が正しく成功するのかを確認してみましょう。
まずは、PlayストアでLive Transcribeを検索してみましょう。
こちらはGoogleのアプリなのでiPhone版はない模様ですね。
Playストアで検索をすると音声文字変換というアプリが見つかります。
このアプリの開発者がResearch at Googleになっているので、これがLive Transcribeですね。
早速こちらをダウンロードしてみましょう。
ダウンロードができたら、早速アプリを開いてみたいと思います。
【音声文字変換の準備が整いました】の表示がされていますね。
話しかければもう認識してくれるみたいですね。
画面を確認していきましょう。
下の方に設定がありますね。
早速押してみましょう!
文字サイズと保存期間が設定できます。
その他の設定というのもありますね。
ここでは、先ほどもあった文字サイズや保存期間の他に
背景を白にするのか、黒にするのか(ダークテーマ)
音声を録るためのデバイスの種類(何もついてなければ携帯のマイク)
メインとサブの言語
一時停止をした後、音声が再開するときにバイブレーションするか
笑い声や拍手などの会話以外の音声の表示
などがあります。
この一時停止時、会話が再開したときにバイブレーションで知らせてくれるのは難聴の方にはいいかもしれませんね。
また、ここで設定したメインの言語とサブ言語は簡単に一番初めの画面で切り替えることができます。
設定ボタンと言語切り替えボタンの間にキーボードのマークがありますね。
ここを押すと、文字入力が可能となります。
この文字入力ですが、ただ入力した文字を表示するだけです。
このアプリが変換した文字を編集する機能はついていない様子···
これがかなりマイナスポイントですね!
下の設定の他にも右上になにやら謎のボタンがありますね。
こちらをタッチしてみましょう。
現在の音量と周りの音の大きさを表しているようです。
濃い青が周りの雑音で、薄い青が今の音量となっているみたいですね。
この周りの音が、今の音量と同程度、もしくは大きいと識字率は下がってしまうのでしょう。
設定などのボタンはこれだけみたいですね。
あとは話しかけてみるだけです。
実際に音声認識をしてみて
使い方がわかったところで、(といってもほとんど設定ありませんでしたけどね!)早速認識させてみたいと思います。
音声文字変換なので話しかけると携帯のマイクで拾った音声を文字化してくれます。
ちなみに携帯アプリなので携帯のマイクで当然音を拾います。
普通に考えてそんなにスペックがいいとは思えないですよね。
ということでマイクに近づいて話してあげると誤変換が減るはずです。
さらに周りの音も影響します。
このアプリは風の音や電車内といった環境を周りのノイズから認識することができます。
ではでは、話しかけてみたいと思います。
“おはようございます。今日は晴天ですね。”
という文章を文字変換してみます。
ちなみに文字変換しているとこはガッツリ曇りでした!
しっかり文字認識できていますね。
ただ、周りの環境音によって認識率は変わってしまいます。
例えばどこか1ヶ所変換が間違っていた場合、UDトークでは編集をすることができますが、Live Transcribeではそれができません。
変換をして文字に起こした文章をコピーして他のテキストなどに貼り付けします。
その貼り付けた先で修正をするようにします。
改めてここはやはりちょっと使いづらいポイントです。
その代わり、電車内で話しかけた動画を見てもらえればわかりますが
環境音をしっかりと認識してくれるので、他のアプリに比べると認識率はいいと感じました。
静かなところで、文字を打つのが面倒な人にはUDトークよりLive Transcribeですかね。
イベントなどではすぐに誤変換を修正したいのでUDトークの方が便利だと思います。
音声文字変換ソフトも非常に有効ですが、合理的配慮を考えると手話などのサービスもどんどん施設やお店には取り入れていってほしいですね。
合理的配慮についていろいろな方に考えていただきたいと思います。
ちなみにGoogleは音声文字変換だけじゃなくて、音声増幅のアプリも出しています。
今使っているスマホが集音器のような機能を持つことができるのでとっても便利です。
是非こちらもチェックしてみてください
その他音声認識アプリ
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