音が聞こえづらい難聴者や、まったく耳の聞こえないろう者は電話が苦手です。
それもそのはずで電話は音声によるコミュニケーションなので、音以外にヒントがない電話は対面よりもはるかにコミュニケーションが大変です。
そこでそんな聴こえる人と聴こえない人を電話でつなぐことができるのが電話リレーサービスです。
それでは電話リレーサービスがどういったものなのか詳しく見ていきましょう。
他にも手話にまつわるサービスを手話を使ったサービスや手話通訳のサービスについてという記事で紹介しています。
ぜひあわせてご覧下さい。
電話リレーサービスを使うとなにができるのか
電話リレーサービスとは聞こえにくかったり発話が苦手な人に対して、手話やチャットを通して、オペレーターさんが音声情報に変換をして相手に届けてくれるサービスです。
手話ができる人は手話でオペレーターさんをコミュニケーションを取り、手話ができない場合でもチャットを使って文字でオペレーターさんとやり取りをすることができます。
そしてオペレーターさんは手話や文字情報で受け取った内容を言葉で相手に伝えてくれるのです。
24時間365日使うことができる
電話リレーサービスは日中だけではなく、24時間365日いつでも利用することができます。
そのため、急に電話をかけないといけない場面でも安心して使うことができます。
例えば急な体調不良で救急に連絡をしたい場合などですね。
いままでFAXやメールなどでやり取りをしていたことも、電話で伝えることができるので非常に便利になりますね。
電話リレーサービスを使う場面
電話リレーサービスはどんな場面で使うことができるでしょうか。
まず、一般の電話にかけることも可能なので、難聴者から聴者への連絡や聴者から難聴者への連絡の両方が可能です。
また、警察や消防などの緊急連絡でも使うことができます。
あとは会社への問い合わせで、いまだに電話しか受け付けてないというところもありますよね。
電話ができないからメールで問い合わせたのに、回答が10時から17時の間に電話してくれみたいなことたまにあります。
こういう時も電話リレーサービスが活用できますね。
電話リレーサービスを使うには
電話リレーサービスを使用するには事前に登録をしておく必要があります。
電話リレーサービスの利用登録はアプリから行います。
詳しくは電話リレーサービスのホームページから確認することができるので、ぜひ一度ご覧ください。
登録に関する資料がこちらからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
電話リレーサービス
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電話リレーサービスを活用したサービス
電話リレーサービスは手話通訳で手話を使う人と手話が使えない人でも電話で会話ができるサービスです。
そんな電話リレーサービスの機能を使ったものに手話フォンがあります。
手話フォンはいわば手話でつかえる公衆電話です。
まだまだ設置されている箇所は少ないですが、事前登録なしで電話リレーサービスの機能を利用することができます。
手話フォンについては手話で話せる公衆電話 手話フォンとはで紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
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