スポーツに応援はつきものです。
あなたも応援されたから頑張れた!という経験があるのではないでしょうか。
私も学生時代は陸上をしていました。
専門種目は400mで、応援を聞いている余裕はなかったのですが、冬になるとよく駅伝に駆り出されていました。
そんなとき、やっぱり応援があるとすごく頑張れた記憶が今も鮮明に思い出されます。
今はコロナ禍ということもあり、声を出して応援する機会がかなり制限されてしまっています。
応援は、声を出したり楽器を演奏したりするイメージがあります。
そんな応援をプロサッカーチームの大宮アルディージャが手話でするというイベントをおこなっています。
どういう取り組みなのか、見ていきましょう。
手話応援の概要
大宮アルディージャは現在J2リーグに所属している、プロサッカーチームです。
ちなみに私は山梨出身なのでヴァンフォーレ甲府のサポーターです。
J1昇格を争うライバルチームというわけですね。
今年は大宮はかなり調子が悪く、J3降格圏にいます。
そんな大宮アルディージャが年1回開催しているイベントがこの手話応援です。
毎日新聞の記事にこの大宮アルディージャの手話イベントがありました。
このイベントは大宮のクラブパートナーである毎日興業株式会社が発起元だそうです。
2019年は1886名ものサポーターが手話応援に参加をしています。
手話応援デーは2006年にはじまり、すでに13年目になっています。
歴史があって、一過性のイベントではなくなっていますね。
サッカーにはチャントという応援歌がそれぞれのクラブにあります。
手話応援デーは大宮のチャント”愛してるぜ WE ARE ORANGE”を手話で選手に応援を送るというものなのです。
これによって難聴者や発話に障害がある人でも、スポーツを応援することができるという素晴らしいイベントです。
イベントの様子はyoutubeでも見ることができます。
東京オリンピック、パラリンピックもありますしどんどんほかのスポーツにも広がってほしいですね。
この手話応援ですが、同じプロサッカーチームの松本山雅も開催してるようです。
2019年のイベントは5月に開催されました。
ほかのスポーツでの取り組み
簡単に調べてみましたが、残念ながら他のスポーツでは手話応援のような取り組みは見つけることができませんでした。
常に盛り上がりのある野球や、W杯の開催で盛り上がったラグビーでも是非取り入れてもらいたいですね。
サッカーはすでに大宮アルディージャが先陣を切ってやっていますが、他のチームにもどんどん浸透していくといいですね。
このスポーツではこんなイベントやっているよ!というものがあれば是非教えてくださいね。
まとめ
声を出すだけが応援じゃない!
手話での応援ができるということを知ってもらえましたか?
このような取り組みがイベントではなくて、毎週のように聴覚障害のサポーターがスタジアムで応援をしている。
スタジアムでは、UDトークなどで実況の音声が当たり前に文字化されていく。
そんな姿が当たり前になると、日本はバリアフリーだと世界各国から認めてもらえるんじゃないでしょうか。
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