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耳鳴りの検査とは 検査の方法と流れについて

耳鳴り
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あなたがいままで耳鳴りなんてしていなかったのに、最近急に耳鳴りがするようになった
そういう場合、なにか悪い病気なんじゃないかと心配になりますよね。

そこで病院で耳鳴りの診察をしてもらうわけですが、耳鳴りの検査ってどんなことをするのでしょうか。

耳鳴りの検査と流れについてみていきましょう。

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耳鳴りの検査の前に用意するもの

病院で耳鳴りの検査をする前に、あなたの耳鳴りの発生状況についてしっかりとまとめておくといいです。
というのも、耳鳴りの原因は種類が多く、特定が難しいです。
しかも根本的な解決ができないことも多く、治療にも時間がかかります。

そのため、なるべく情報は多いほうがいいです。
特に次のような情報があるといいでしょう。

  • いつごろ耳鳴りがするようになったか
  • 耳鳴りがするのは片耳か両耳か
  • どのような音か
  • 大きさに変化はあるか
  • 聞こえづらくなったりめまいはしたか
  • どのくらい耳鳴りが気になるか
  • 耳の病気を患ったことはあるか

病院にいってから思い出すとつい言い忘れたりしてしまいます。
そのため、事前に準備しておくといいでしょう。

耳鳴りの検査の流れ

耳鳴りの検査は次のような流れで行われます。

  1. 問診
  2. 耳鼻科の一般的な検査
  3. スクリーニング
  4. 純音検査
  5. X線検査
  6. (ABR)
  7. 耳鳴りに関する問診
  8. 耳鳴りに関する検査
  9. CTやMRI or 心理検査

それではそれぞれの検査がどのようなものか見ていきましょう

問診

いきなり耳鳴りに特化した問診をするのではなく、耳に関して病気をしたことがあるかや生活態度、健康状態などを確認します。
もちろん耳鳴りに関する問診とかぶるような内容も含まれています。

耳鼻科の一般的な検査

耳鼻科の一般的な検査として、特に外耳や鼓膜などの検査を行います。

スクリーニング

CMIという健康質問票やSRQ-Dといううつ状態問診票を使って心の健康状態を確認します。

純音検査

難聴の有無を確認します。
健康診断などでもやったことがあるピーという音が聴こえるかを検査するのが純音検査です。
通常気導という耳から入ってくる音がどれくらい聞き取る能力の軌道聴力と骨から伝わってくる音を聞き取る能力の骨導聴力の2つを確認します。

X線検査

耳自体の状態をX線を使って確認します。

ABR

純音検査とX線検査で聴神経に問題が見つかった場合に行います。
音を聞いてから脳が反応するまでの時間を確認する検査です。

これにより反応が遅いと、聴神経に腫瘍がある可能性があります。

耳鳴りに関する問診

一番初めに行った問診のより耳鳴りに特化した問診を行います。

耳鳴りに関する検査

耳鳴りに関する検査ではヒッチマッチ検査、ラウドネスバランス検査、マスキング検査を行います。

ヒッチマッチ検査では耳鳴りの音の高さ(ピッチ)を測定します。
ラウドネスバランス検査では耳鳴りの音の大きさを測定します。
マスキング検査では耳鳴りが消える音の音の強さを測定します。

CTやMRI or 心理検査

耳の骨に異常がある場合にはCTが行われます。
耳の神経や脳に異常がありそうな場合にはMRIが行われます。

聴力に問題がなかったり問診により、心理的な問題があるとなった場合には心理検査が行われます。

このように耳鳴りの原因がどこにあるのかを探るためにいろいろな検査を実施します。
脳や神経に異常がある場合もあれば、聴力が原因かもしれませんし心が原因の可能性もあります。

そんな耳鳴りの不安を少しでも解消するように耳鳴りというものがなんなのかを知っておくことは非常に重要です。
耳鳴りとは 脳が作り出している聞こえないはずの音で耳鳴りについて解説しているので、ぜひご覧ください。

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