エージングって必要なの?
そもそもエージングって何?
というあなた!
エージングってよくわからないですよね。私も初めはピンときませんでした。
エージングとは簡単に言うと慣らし運転です。
じゃぁヘッドフォンを使うのにエージングは必要なのかというと、個人的には要らないと思っています。
もちろんヘッドフォンを長い時間使うことで音は多少変化しますが、わざわざエージングをする必要ないと思っています。
ヘッドフォンのエージングの意味と、エージングが本当に必要かどうかを詳しく解説していきます。
エージングとは
ヘッドフォンにおけるエージングは”慣らし運転”
エージングとは本来は老化や熟成という意味
エージング(Aging)とは直訳すると老化、熟成という意味です。
よくアンチエイジングとかいいますよね。あのエイジング=エージングです。
ヘッドフォンでは慣らし運転の意味で使われます。
巷では新しいヘッドフォンを買ったら100時間エージングをしーの、どーのこーのという情報があったりします。
中にはエージング用の音源とかあったりしますね。
実際ヘッドフォンは使っていくうちに音質が多少変化します。
ですが劇的に音質が変わるということはあまりなく、私たち素人からすると多少変わったかな?ぐらいな印象です。
というか、エージングで劇的に音が変わるようならそもそもの設計がおかしくない?というレベルですね。
これは新しいドライバーの振動板などが音を鳴らすことで小慣れてくるからです。
実際エージングをすることで、ヘッドフォンの音は変わることはあり得るということですね。
普通に使っていればエージングされる
基本的にエージングはわざわざする必要はない
普通に使っていればエージングが行われる
新しく買ったヘッドフォンはエージングした方がいいのか?ということに関して、私は必要ないと思っています。
というか多くの方がいらんと言っていますね。
なんでいらないかというと、普通に使っていればエージングされるからです。
エージング用の音源を使って、どのくらいの音量で何時間エージングしましょう!
というのは無駄だと思います。
ヘッドフォンのメーカーとかも別にそうしてくれと歌っているわけではありませんよね。
それで音の良し悪しが変わるのであれば、初めから工場でエージングしてから出荷しろやという話しで、そこまでが音作りだろうと思います。
もちろん使っている部品の個体差などはあるので、音の仕上がりは変わります。
ですがそんなものは誤差みたいなもんです。
正直私も一時期エージングしないと!という風に思っていた時期もありましたが、エージングをしても劇的によくなることもありませんし、エージングをしなかったからといってそのヘッドフォンがダメになったかというと変わらずいいヘッドフォンにままです。
使っているうちに音は変わるので、エージングにまったく効果がないわけではなく、一定の効果はあります。
ただ、別途時間を作ってわざわざエージングをするということはする必要がなくて、普通に使って音楽聞きなよってことです。
音質が悪くなるようならそもそもが良くない
ほとんどの場合、音質が悪くなったのではなく好みの音じゃなくなっただけ
エージングに失敗した!とかエージング後に音が悪くなった!という口コミみたいなのをたまに見かけますが、基本的にエージングに失敗も何もないと思っています。
数時間とか数十時間使っただけで音がわるくなるようであれば、残念ながらそのヘッドフォンの作り込みが足りなかったんじゃないかなと思います。
私はそういうヘッドフォンにいまのところ出会ったことがありません。
やっすいヘッドフォンなら有り得るのかもしれませんが、基本的にしっかりと作られているヘッドフォンなら問題ないはずです。
ですが多少音が変わるのは間違いないので、それによってエージング前にはパリッとしてこもり気味だった音が、抜けが良くなったとか好みからちょっと変わることはあり得ます。
ただ、それを制御することはエージングではできません。
今では安いヘッドフォンでも十分に作りこんでいるものが多く、使っていたらすぐ劣化するということもほとんどありません。
そういうダメなヘッドフォンを引かないように、しっかりとヘッドフォンを選びたいですね。
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