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Bluetoothのコーデックとは コーデックの種類と違いについて

ヘッドフォン
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今やイヤホンの主流は有線よりもBluetoothによる無線だと思います。

あなたも全てワイヤレスな完全ワイヤレスなイヤホンを使っているんじゃないでしょうか。

そんなBluetoothのイヤホンには対応コーデックという記載があります。

このコーデックとは音声データの圧縮方法の違いになるんですけど、このコーデックが違うと何がどう変わるの?
っていうかそもそもそんなの意識したことなかったという人も多いと思います。

コーデックによって音楽を聴くときに何がどう変わってくるのか
この記事で理解してイヤホン選びに活用してください!

他にもイヤホンのスペックについてスペックを見るだけでヘッドフォンの良し悪しがわかる ヘッドフォンの用語を解説という記事で紹介しているので参考にしてください。

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コーデックによる違い

Bluetoothにはコーデックというものがあり、コーデックの種類によって伝送の早さや音質が違う

今や当たり前のように使っているBluetoothですが、このBluetoothによって無線で音楽が聴けるようになっています。

このBluetoothにはコーデックという圧縮方式の違いがあります。

イヤホンを買うときにもこのイヤホンはこのコーデックに対応していますよーという表記がされています。

このコーデックですが、音楽を聴くときや動画を見るときにちょいと影響があります。

気にしたことありますか?

このコーデックの種類によって、伝送スピードや音質に違いが出てきます。

伝送スピードが遅いコーデックを使っていると、動画を見るときに動画と音声がズレてしまいます。

また、送れる音声データのスペックにも違いがあります。
これによって音質に影響があります。

例えばハイレゾ音源をワイヤレスイヤホンで聴きたければLDACというコーデックに対応しているイヤホンを使う必要があります。

コーデックの種類と特徴

主に使われているコーデックは7種類ほどあります。
これ以外にもメーカー独自のコーデックがあったりします。

コーデックの種類伝送できる音のスペック遅延時間
SBC16bit / 48kHz220ms
AAC16bit / 48kHz120ms
aptX16bit / 48kHz70ms
aptX LL16bit / 48kHz40ms
aptX HD24bit / 48kHz130ms
aptX Adaptive24bit / 48kHz(96kHz)80ms
LDAC24bit / 96kHz非公開

残念ながらLDACに関しては遅延時間は非公開となっています。
ただ、色々見ていくとSBCやAACと同程度かなーという感じですね。

人は125ms程度の遅延で音の遅れに気づくと言われています。
なのでSBCやAAC、LDACでは遅延が気になる人もいると思います。

音質を重視するならLDACやaptX Adaptive
速度を重視するならaptXやaptX LLがおすすめということになりますね。

音楽を聴くだけなら、多少遅延があっても問題ないのでLDAC対応のものを選んだりできますね。
でもゲームをしたり動画を見る場合には、遅延が気になることがあるので音質はそこそこにaptXやaptX LLといった低遅延のものを選んであげた方がいいでしょう!

対応コーデックはヘッドフォンだけ対応していても使えない

音楽再生機器とヘッドフォンの両方が対応していないと、その形式の伝送方式は使えない

残念ながらコーデックは音声データの圧縮方法になるので、音を送る方と受け取る方の両方が同じコーデックに対応していないと使うことができません。

送る側が対応していなければ、そもそもその形式で音声を送ることができないし、受け取り側が対応していなかったらせっかく音声が飛んできても解凍できないわけですね。

なので、自分が使っているスマートフォンやプレーヤーがどのコーデックに対応しているのかをまず確認してあげるといいでしょう。
そのあと、欲しいイヤホンのコーデックを確認する。もしくは使いたいコーデックから欲しいイヤホンを探してあげるのがおすすめです。

Bluetoothヘッドフォンを選ぶ上で一個の指標になるので違いについて知っておくといいと思います。

ハイレゾ音源をBluetoothで聴くためには

aptX AdaptiveかLDACに対応した機器を使う

今ハイレゾ音源をワイヤレスで聞こうと思うとかなり制限されてしまいます。
それはほとんどのコーデックがハイレゾスペックに対応していないから。

ハイレゾ音源とは通常のCDよりも高いビットレート、サンプリング周波数を用いたものを言います。
CDはビットレート16bit、サンプリング周波数が44.1kHzとなっています。

そのため、これより高いスペックなのはaptX HD、aptX Adaptive、LDACとなります。
ただ、LDAC以外はサンプリング周波数が48kHzとなっているので、ハイレゾ音源をフルスペックで再生できないケースもあります。

なので基本的にはハイレゾ音源を再生したければLDACコーデックに対応している機器を購入する必要があります。

最近はLDACに対応した機器も増えてきているので、徐々にワイヤレスでもハイレゾ音源が楽しめるようになってきましたね。

もしLDACに対応した機器を持っていない場合、ハイレゾ音源を聴きたければ有線にするしかないということになります。

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