自分の持っている音楽ファイルをハイレゾ音源に変換できるUpconvと言うソフトウェアが非常に優秀です。
Unconvは無料でダウンロードができるフリーソフトとなっています。
機能が非常に優秀なため、素人には使いづらい設計でした。
しかし、最新版のUpconv0.8はおすすめ設定が元から追加されているので非常に使いやすくなっています。
こちらではUpconv0.8でのおすすめの設定と使い方を紹介します。
無料のソフトなので、これでハイレゾ音源を量産しちゃいましょう!
Upconvがそもそもどんなソフトなのか詳しく知りたい方は解説しているので参考にしてください。
好みに合わせて一括設定が可能
- デフォルトセッティングにより、機能の詳細がわからなくてもハイレゾ音源に変換ができるようになった
- 以前までは細かく設定が必要で、場合によっては音質が悪化した
- デフォルト設定によって設定箇所が減り使いやすくなった
Unconv0.7.Xではそれぞれの機能を1つずつ自分で設定を変更する必要がありました。
それに対し、Upconv0.8では一括に設定をできるようになりました。
これが非常に便利なのです!
Upconv0.7.Xではそれぞれの機能を理解していないと、どう設定していいかがわかりませんでした。
それに対してUpconv0.8では細かい機能を理解しなくても音質を向上させることができます。
例えばUpconv0.7ではなんとなく設定をすると音質が悪くなってしまう現象が起こりました。
せっかくハイレゾ音源で高音質にしたいのに音質が悪くなったら最悪ですよね!
おすすめの設定を選んでおけば、簡単に自分の持っている音源を入れると音源に変換することができます。
無料でこのクオリティーはとても優秀なので、ぜひダウンロードして高音質なハイレゾ音源を量産してみて下さい!
細かい機能の意味を理解しなくても使えるようになる
- 以前は音楽編集をする人などが使うような機能も入っているため、いちいち意味を調べなければその機能を使えなかった
- 言葉の意味を理解していなくてもデフォルトのセッティングを利用すればハイレゾ音源に変換できる
あなたも音楽ファイルでサンプリングレートや量子化ビットと言う言葉は聞いたことがあるかもしれません。
ハイレゾ音源はサンプリングレートは44.1キロヘルツより高く、量子化ビットは16ビットよりも高いものです。
無料のハイレゾ変換ソフトでは、このサンプリングレートと量子化ビットをだけを設定するものがほとんどです。
ですがUpconvは機能がとても充実しており、それ以外にもハイパスフィルターやローパスフィルタ、HFAやディザなどの機能が備わっています。
これらの機能は音楽を編集したり、実際に音楽を作成している人以外はほとんどわからないと思います。
もちろん私もわかりませんでした!
わざわざこれらの機能について調べて理解する必要がないと言うのは楽ですよね!
もちろん音楽に詳しくなりたいという人は、それらの機能を調べてみてください!
私も調べて簡単に解説をしているので、Upconv0.7.Xの記事をご覧いただければ少しお役に立てると思います。
そんなもの知らなくてもただハイレゾに変換できればOK!と言う人はぜひUpconv0.8で何も考えずにハイレゾ音源を量産してみて下さい!
おすすめの設定
- 個人的には可聴域以上のサンプリング周波数は不要
- サンプリングレートは48kHz、ビットレートは24bit
- セッティングを4,6または7番に設定
私は普段のサンプリングレートは48kHz、ビットレート24bit、デフォルトセッティングを4番に設定をして変換しています。
聴き比べをした結果、6番と7番も4番とほとんど同じような音質でした。(私の視聴環境では)
またアップサンプリング後のファイルのサイズもほとんど同じなので4番、6番、7番であればどれを使ってもいいと思います。
他に何かを設定する必要ないと思います。
機能が充実しすぎていて、下手にいじってしまうとかえって音質が悪くなってしまうかもしれないからです。
最新版のUpconv0.8.4ではホームページで公開されているDefault Parameterを追加することもできます。
Default Parameterの追加方法はUpconv0.8.4にDefault Parameterを追加する方法を確認ください。
せっかくハイレゾにできるんだからもっとサンプリング周波数を上げたいという人もいるでしょう。
実際Upconvはかなり高いサンプリング周波数まで変換することができます。
ただ、私はサンプリングレートは48kHzで充分だと考えています。
なぜならば私たちの耳は最大で20kHzまでしか聴こえません。
ちなみに私の聴力では大体16kHz位までの音までしか感じることができません。
それ以上の高周波の音は私の耳には鳴っているかどうかもわかりません。
そのため、もし音源にその16kHz以上の音が含まれていたとしても、私には感じることができないのです。
可聴域以上の音を人間は感じることができる!という文献があります。
しかし、これは耳で聞いているわけではなく、体で感じているとが書かれていたりします。
そのため、もしあなたがスピーカーで音楽を聴いているのであれば48kHz以上のサンプリング周波数にする意味はあるかもしれません。
イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いている場合にはあまり意味は無いように感じます。
個人的には96kHzのサンプリング周波数にして、ファイルサイズが大きくなってしまうという方が問題です。
何度でもハイレゾ音源に変換することができるので、48kHzのサンプリング周波数と96kHzのサンプリング周波数の両方に変換をしてください。
そして、聴き比べをして変化があるようであればより自分が好きな方を設定をしてみて下さい。
音質の改善がファイルサイズの大きさに比例するようであれば、96kHzにしましょう。
あまり変化がないと思う方は48kHzのサンプリング周波数で変換をすることをおすすめします!
まとめ
- 以前のバージョンに比べ、デフォルト設定が追加されたことで高音質な音源に変換しやすくなった
- 音楽に詳しくないとわからないような専門用語が多かったが、それらの意味を分からなくても使える
- おすすめは4番、6番、7番のデフォルト設定
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