Saosinはアメリカのスクリーモ、ポストハードコアバンドです。
EMOやスクリーモを聞く人でSaosinを知らない奴はもぐりだと言われるぐらいの最重要バンドです!
Saosinについては”アメリカのスクリーモ、ポストハードコアバンド SAOSIN“を参考にしてください。
そんなSaosinの1stアルバムはバンド名が付けられたカブトムシ!じゃなくてSaosin!
もうジャケットがめっちゃカブトムシ。
こんなダサいジャケットとは裏腹にめちゃめちゃ名盤!!
もうこのアルバムはぜひ手元に置いておきたいアルバムですね。
とくにVoicesは名曲中の名曲です!
ぜひ聞いてみてください!
Saosinの概要
Saosinの1stアルバム[Saosin]は2006年にリリースされたアルバムです。
処女作である1st EP [Translating the Name]のころに在籍していたボーカル、アンソニーが脱退してしまっています。
それでも新しいボーカルのコーフはアンソニーと声色が似ていて、ボーカルが変わった不安はまったくありませんね。
全体的に3分前後の曲が多く、アルバムを通してもとっても聞きやすいです。
収録曲
Saosinは全12曲が収録されています。
- It’s Far Better To Learn
- Sleepers
- It’s So Simple
- Voices
- Finding Home
- Follow And Feel
- Come Close
- I Never Wanted To
- Collapse
- You’re Not Alone
- Bury Your Head
- Some Sense Of Security
そのうちシングル曲は2曲です。
- Voices
- You’re Not Alone
収録曲を詳しく見ていきましょう。
It’s Far Better To Learn
1stアルバムの最初を飾る曲!
イントロからサビまでは静かめに進んでいきますが、サビでスクリーモらしさ全開の激情を込めて歌い上げてくれる曲です。
ギターもかっこよくてまさに一曲目!
曲の終わりは次のSleepersに続いていく感じになっています。
Sleepers
It’s Far Better To Learnから流れをくんで始まる曲です。
Saosinらしくバックのサウンドはテクニカルで疾走感があり聞いていてスカッとする曲ですね。
EPの頃に見られた荒削り感がかなり薄まり、めちゃめちゃ洗礼された感がある!
スクリーモ好きだけじゃなくてメタラーにも受け入れられるようなハードな曲ですね!
It’s So Simple
タイトルの通り結構シンプルなリフから始まるんですけど、途中から何やらテクニカルになる曲ですね。
サビはまさに激情!スクリームは無くなりましたがめちゃめちゃカッコいいサビに仕上がってます!
コピーしてライブとかでやったら絶対に盛り上がる曲です!
他にもいい曲はたくさんありますが、個人的にはSaosinの中でもかなりお気に入りの曲です。
Voices
Saosinを代表する名曲です。
静かめなサウンドで始まり、前の2曲に比べるとゆったりとしたリズムの曲ですね。
そのかわりサビのメロディが秀逸ですげぇエモいです。
サウンドとは裏腹に聴いている限り楽器隊は結構忙しそう!
このアルバムの中ではしっかりと聴かせる楽曲になっていますね。
Finding Home
まさにエモーショナルハードコアと呼ぶべき楽曲!
メロディからサビへの流れが綺麗で、テクニカルな楽曲が多いSaosinのなかでは比較的忙しくない楽曲です。
そのかわりサウンドはSaosinのなかでもハード!
Follow And Feel
出だしからとてもテクニカルなギターで始まる曲です。
このテクニカルさがSaosin!って感じですよね。
サビは他の楽曲に比べるとインパクトが薄いですが、その分リフのインパクトがでかいです!
バンドをやっている人なら真似したくなる曲だとおもいます!
Come Close
Saosinの代表曲のひとつです。
イントロがめちゃめちゃ盛り上がって始まります。
メロディ部分でのハモリが綺麗で印象的ですね。
サビではコーフがしっかりと聴かせてくれます。
間奏からオーラスに向かう流れもめちゃめちゃカッコいいです!
I Never Wanted To
個人的にCome CloseからI Never Wanted Toの流れがすごい好きで、セットで聞きたい!
他の曲に比べると激しさはありませんがSaosinのポップさが感じられる曲です。
個人的にはシングルになっても良かったんじゃないかなぁって思うぐらいいい曲です。
激しさもありますが、このアルバムの中ではヘビーな楽曲は少し苦手という人にもおすすめできる曲です。
Collapse
ヘビーなリフが印象的です。
ギターのかっこよさが全面に出ている曲ですね。
結構Saosinの曲はリズム隊に意識を持ってかれることが多いですが、この曲はギターが主役!って感じの曲です。
You’re Not Alone
Voicesと同じくシングルになっている曲です。
タイトルからなんとなく予想できますが、この曲はバラードになってますね。
サビにはしっかりと盛り上がりますが、Saosinでは初?のThe バラード!
間奏のギターが泣かせるギターでいいんですわぁ。
落ち込んだ時に聞きたい曲ですね。
Bury Your Head
先に先行でライブ会場と配信のみで発売されたEPに収録もされていた曲です。
EPに収録されるぐらいなので、結構早めにできた曲なんでしょうね。
疾走感はありませんが、ギターはヘビーでハードコア好きよりはメタラー向きの曲かな。
Some Sense Of Security
1st EPに収録されているTranslating The Nameと雰囲気が激似の曲ですね。
もう曲の始まり方はそっくりです。
Translating The Nameが好きならハマる曲ですね!
終わり方がハードなロックサウンドからピアノのサウンドに変わりアルバムの終わりも意識した作りになっていますね。
おすすめ曲
The 名盤!!という感じでどれもいい曲ばかりなんですよね。
Saosinの代表曲と呼ばれるものがVoicesとCome Closeになりますが、どちらも本当にいい曲です。
個人的に1番を挙げろと言われると代表曲の2曲も捨てがたいですが、It’s So Simpleですね。
ぜひ全曲聞いてお気に入りを見つけてください。
その他Saosinのアルバム
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