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無料で音楽データをハイレゾ音源に変換できるソフト Upconv

音楽
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昔買ったCDや、レンタルしたCDの音源がハイレゾになったらいいなぁ~と思いませんか?
私はCDをレンタルしたものも多く、現在CDを持っていない音源というのがすごくたくさんあります。

例えばiPodが出初めのころとなると、音楽をいっぱい入れたい!と思ってビットレートも下げたりしませんでしたか?
そんなビットレートが下がった音源って音質が良くないんですよね。
そんな音質が悪くなってしまった音源もハイレゾ音質にして聞きたい!
という人も多いはず!そして私はそんなことを考えたうちの一人です。

そんなあなたにおすすめしたいのがUpcomvというソフトです。
フリーなうえに、CDから圧縮音源にしたときに無くなってしまったデータも補完して、疑似的なハイレゾ音源にしてくれる優れもの!

 
 

ハイレゾ音源に興味あるよ~という人は是非ダウンロードしてみてください!

cocolog:@nifty

Upconvの使い方とオススメ設定を紹介しています。
バージョン7とバージョン8があるのでそれぞれダウンロードした方をご覧ください。

そもそもハイレゾってなんだ!というあなたはこちらの記事もご覧ください。

 

ちなみに圧縮音源をハイレゾスペックに変換することは可能ですが、音質が向上するかといわれるとそんなことはありません。

初めからハイレゾ音源だったものはおろかCD音源と比べても音質がいいかといわれると疑問です。
ですが、音源のいろいろな要素をいじることができて何を変えたら音がどう変わるかというのがよくわかります。
無料で使うことができる点もいいですよね。

もちろん音質が良くなることもあります。
これはハイレゾスペックにしても音質向上は担保されないという点は十分理解しておいてください。

 
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フリーソフトとは思えないほどの高機能

 
 

ちょっと調べてみると圧縮音源をハイレゾ音源に変換しますよ~というフリーソフトは結構見つかります。
しかし、ほとんどのフリーソフトはサンプリング周波数とビットはアップサンプリングされてもデータの補完がされないので、失われてしまった音は元に戻りません

Upconvであれば前後の周波数成分がどのくらい含まれているかを確認することで、失われてしまった周波数成分がどのくらい含まれていたかを推測して復元してくれます。
これにより疑似的ではありますが、より高精細なハイレゾ音源と同等の音質に変換してくれるのです。

CDの音質はサンプリング周波数が44.1kHz、量子化ビットが16bitです。
サンプリング周波数は、半分の周波数までだったらアナログで復元できる周波数で、ビットは画像でいうところの画素数みたいなものでしょうか。
周波数は音の高さを表していて、CDでは22kHzの音の高さまで保存することができるようになっているということですね。

ちなみにハイレゾ音源というのは、このCD音質よりも多くの情報を盛り込んだ音源のことを言います。

Upconvでアップコンバートできるサンプリング周波数は次の通りです。

  1. 44.1kHz
  2. 48kHz
  3. 88.2kHz
  4. 96kHz
  5. 176.4kHz
  6. 196kHz
  7. 352.8kHz
  8. 384kHz

 

また、量子化ビットは次の通りです。

  1. 16bit
  2. 24bit
  3. 32bit
  4. 64bit

さらにハイパス、ローパスのフィルターにより、カットオフ周波数を設定できたりと、フリーのソフトとしては申し分ない機能を持っています!
今自分の持っている音楽をハイレゾにしてみたい!という人には是非ダウンロードしていただきたいソフトです!

 
 
 
 

WAVファイルからしか変換することができない

 

Upconvのファイル変換ですが、WAV→WAVへの変換しかすることができません。
ここがちょっとだけ使いづらいところですね。

例えばあなたが持っている変換したい音楽ファイルの拡張子がAACやm4aの場合、次のような流れが必要になります。

 Upconvでアップコンバートするときの流れ
AACやm4A、FLACなどの音楽ファイル
ファイル変換ソフトでWAVファイルに変換
Upconvにドロップ
変更したいスペックを設定
変換開始
WAVファイルとして変換完了
ファイルサイズが重いので変換ソフトでFLACなどのロスレス形式に変換
携帯などのプレーヤーにインポート
音楽を聴く
 
 

ファイルサイズが重くてもよければWAVのまま音楽を聴いて大丈夫です。
ですが、AACなどの10倍ぐらいのファイル容量になってしまうので、WAVのままだとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。

そこでオススメなのが、変換し終わったらロスレス形式であるFLACやALACへ一度変換することです。
こうすると半分ぐらいまでファイルサイズを小さくすることができ、しかも音質は劣化しません!
是非変換した後はロスレス形式にすることをオススメします。

 
 
 
 

多機能がゆえに設定が難しい

 

実はUpconvですが、ただ闇雲に数値を大きくすれば音がよくなるかというとそんなことありません。
値を大きくすると、ファイルの容量も大きくなってしまうし本来がカットしていた周波数も復元してしまいます。
そのため、設定次第ではノイズが乗ってきてしまいます

適当に設定をして、いざ音楽を聴いてみるとホワイトノイズ乗りまくりで全然きれいじゃないということがあります。
と、いうか私がそうでした・・・

意気揚々とハイスペックな音源に変換してみたらサーサー鳴っていて、ラジオか!と突っ込んだほどです。
そのため、ハイパスフィルターとローパスフィルター、カットオフ周波数の設定が非常に重要になってきます。

  1. ハイパスフィルターは設定した周波数より高い音を通すフィルター
  2. ローパスフィルターは設定した周波数より低い音を通すフィルター

 

まぁ文字通りですね。
つまりなにするものなの?ってところだと思うですけど

ハイパスフィルターで可聴域外の低い音をなくし、ローパスフィルターで可聴域外の高い音をカットしてしまいます。

カットオフ周波数は、どの周波数から先の音をカットするかを設定するものです。

これらの設定によって、余計なノイズとなる部分の音をカットしてあげます。

あなた好みの音源をつくることができるUpconvですが、高音質にするためには設定するべきポイントがいくつかあります
用語などについて、少し調べてみないと逆に音質が悪くなってしまうことがあるので注意が必要です。

しかし、一度自分が気に入った設定ができれば、そのあとは変える必要がないので高音質なハイレゾ音源を量産することができますよ!

 
 
 

まとめ

  1. フリーソフトなので無料で使える
  2. CD音質である44.1kHzから最大384kHzまでサンプリング周波数を設定可能
  3. CD音質である16bitから最大64bitまで量子化ビットを設定可能
  4. フィルターにより自分好みの周波数でカットオフ可能
  5. 設定次第では音質が悪くなることもあるので注意

 

Upconvは非常に優秀です。無料でここまでできるならもうまったく文句なんてないですね。


個人的には音質の向上を期待するなら有料のdBpowerampがおすすめです。というか私は基本こちらでCD音源をリッピングしています。
さすが有料ソフト!って感じになっていますね。

色々設定をいじくるのは面白いのでいろいろな組み合わせで音を変えてみて下さい。
私は最近昔の音源をひたすらdBpowerampでwavに変換して、Upconv0.8でハイレゾ化してからdBpowerampでflacにするということを繰り返しています。

ちなみに私はDAPではなく、スマホのpowerampというアプリ+Boseのヘッドフォンで音楽を聴いています。
スマホでも十分高音質で音楽が聴けるので重宝しています。

Upconvは下記リンクからダウンロードできるので、ハイレゾ音源欲しい!という方は早速ダウンロードしましょう!

cocolog:@nifty

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