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水月雨(Moondrop) SSRを正直レビュー|音質・装着感・価格を比較してわかったメリット・デメリット

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水月雨(Moondrop)とは中国発の手頃なイヤホンから高級イヤホンまで手掛けるイヤホンメーカーです。
特にデザインにこだわったものが多く、パッケージもとてもかわいいですね。



そんなMoondropのエントリーモデルとして発売されたのが、今回紹介するSSRです。

SSRは低価格帯ながらデザインがかわいく、音質も悪くないので低価格帯のかわいい有線イヤホンを探している人にはピッタリのモデルです。

実際に私もSSRを購入し、使用しているのでしっかりレビューしたいと思います!
SSR自体は少し前のイヤホンなので、今から購入される場合はあまり手に入らないかもしれませんが、Moondropのイヤホンは割と傾向が似ているので他の製品を検討している人にも参考になると思います。

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水月雨(Moondrop) SSRの基本情報

まずはSSRの基本的な情報からみていきましょう。

価格帯・発売時期

MoondropのSSRは2020年の6月に発売されたイヤホンです。
価格は現在6000円ほどでしょうか。

IEM型のイヤホンでリケーブルできるものの中ではかなり低価格な設定になっていると思います。

外観・デザインの特徴

SSRは見た目がかなり特徴的で、ぱっと見ハート形のような筐体をしています。
これがまぁかわいい。
他の人とちょっと違うデザインのイヤホンが欲しい!かわいい形のイヤホンが欲しい!という人にはピッタリのデザインだと思います。

私もちょっとほかの人と違う形のものが欲しいなと思って購入しています。

付属品やケーブルの仕様

SSRには次のものが付属しています。

  • 本体
  • ケーブル
  • イヤーピース
  • 保証書

ケーブルは2pin端子のケーブルとなっていて、付属のもの以外のケーブルも使用できます。

基本スペック

基本スペックは次のとおりです。

  • ドライバー構成 : シングルダイナミックドライバー(ベリリウムコーティングドーム + PUサスペンションリング)
  • 周波数特性 : 20 Hz–20 kHz
  • インピーダンス : 16 Ω
  • 感度 : 115 dB/Vrms
  • 総高調波歪率(THD) : ≤ 1 %
  • ケーブル : 銀メッキ 4N-Litz OFCケーブル
  • コネクタ : 着脱式 0.78 mm 2-pin

となっています。

音質レビュー

水月雨のイヤホンはフラットなチューニングになっているものが多く、低音はあまり効いていない印象です。

SSRは水月雨のエントリーモデルなので、当然そのような特徴を持っていて低価格帯のイヤホンでは珍しくかなりフラットな印象です。

私自身ドンシャリ傾向のイヤホンが苦手なので、水月雨の音作りは結構好みなんですよね。

ただ、全体的に音圧弱めに感じるので、もう少し低音強くてもいいかなぁという印象はあります。

すでにある程度高いイヤホンを使っている人からすると、まぁこんなもんかというレベルではないでしょうか。

低音域の特徴

先ほど説明した通り、水月雨はフラットな傾向が強いです。
そのため低音が弱いので、音圧が弱く音が小さく感じる人も多いと思います。

特にエレクトロやダンスミュージックなど低音が強い音楽を好む人には明らかに物足りないと思います。

中音域の特徴

中音域については低価格のイヤホンにしてはしっかりと聴かせてくれるイヤホンです。
低音が弱く全体的な音圧が物足りないですが、ボーカルやピアノはしっかりと聞くことができます。

中音域に関しては買ってよかったなと思わせてくれる音ですね。

高音域の特徴

高音域では特に刺さるような嫌悪感もなく、かつ聴こえにくい感じもないのでちょうどいい音になっていると思います。

ボーカルの邪魔にもなりませんし、高音域に対しては文句無しです。

音場・定位感

音場については物足りないですが、この金額のイヤホンにここまで求めるのは酷かなという感じです。
これに関しては金額通りという感じでしょうか。

装着感と使いやすさ

デザインが少し特殊ですが、意外に装着感は悪くありません。他のIEM型に比べると装着感はやはり劣りはしますかね。
ただ、モノの割にちょっと重いと感じるので、イヤーピースのサイズによっては途中で落っこちてしまうかもしれません。

ハウジング形状・フィット感

形状がハートのような形になっており、ピッタリ耳に収まるという感じではありません。
そのため、フィット感に感しては通常のIEMタイプに比べるとちょっと劣ると思います。

遮音性・長時間使用の快適さ

遮音性に関しては問題ないと感じます。
イヤーピースで耳の穴は塞いでしまうので、ほかのIEMと同じです。
音漏れに関して、私はSafe listeningを意識しているので、そもそも音量小さめで聴いていることがほとんどです。

皆さんも音楽を長く楽しみたいならSafe Listening をぜひ意識してみてください。

長時間の使用については快適とまではいかないですね。
一日中つけてられるわ!というのはちょっと無理かな。

Moondrop SSRのメリット・デメリット

SSRのメリットやデメリットについてみてみましょう。

メリット

SSR最大の良さはやはりそのデザインですね。
イヤホンなら音だろ!と思うかもしれませんが、音にこだわりたいならもっと高いイヤホンを買ったほうがいいです。
ただ、この5000円前後でボーカルやピアノといった中音域にフォーカスした音で音楽を聴きたい人にはおすすめですね。

デメリット

先にも挙げましたが低音の弱さがちょっと気になりますね。
強めは私も好きじゃないんですけど、ちょっとスカスカすぎるかなぁという印象をもちます。
なので、いい音か?と思う人は多いかもしれません。

こんな人におすすめ

先ほどから紹介していますがSSRが合う人は

  • コスパ良く高音質イヤホンを試したい人
  • ボーカル重視で聴く人
  • デザイン性を重視する人

まとめ

SSRは可愛いデザインで、他の人と違うデザインの物を持ちたい!というひとにはうってつけです。
音自体は低音が弱いので、ちょっと音圧不足に感じる人も多いかもしれません。
そのかわりボーカルやピアノはしっかりと聴くことができると思います。

中国メーカーなので不安に感じる人もいるかもしれませんが、私は使っている限り特に嫌な点はないですね。

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