高音質で話題のハイレゾ音源ですが、ただ携帯に入れて再生するだけではハイレゾ音源の高音質な恩恵は得られません。
これが案外知られていないんですよね。
ハイレゾ音源に対応したスマホなら話は違いますが、通常のスマホではハイレゾ音源を再生しても、CDと同じ音質にダウンコンバートされてしまいます。
ちなみにBluetoothでも同じです。
残念ながら、ハイレゾの恩恵を得る事が出来ません。
スマホでハイレゾの音楽を楽しみたい人は、スマホにDAC(デジタルアナログコンバーター)を接続して、有線で音楽を聴く必要があります。
スマホに簡単に接続できて、持ち運びに便利なDACが今はネットでかんたんに手に入ります。
ただ、USBのtypeBに直接接続できるものがほとんど見当たらない!
残念ながらtypeCばっかりなんですよね。
そこで、私が見つけたのが
ベネソナスのDAC付ポータブルヘッドフォンアンプ
です!
約6500円と、1万円以下で購入することができてなおかつUSBのtupeBに直挿しが可能!
サイズも小さくてスマホと一緒に持っていても邪魔になりません!
Androidのスマホで高音質で音楽を聴きたい方には超オススメです!
ハイレゾを聴くのになぜDACが必要なのか
スマホで音楽を高音質なハイレゾを聞こうと思うとDAC(デジタルアナログコンバーター)というのが必要になります。
よくハイレゾ対応の音楽再生アプリとかありますけど、実はそれだけではハイレゾ音質では再生されません。
このアプリはハイレゾ音源で多いロスレス形式のファイルを読み込めるようになっているだけです。
AppleだとALAC、通常だとFLACという拡張子のファイルですね。
普通のスマホはCD音源の44.1kHz、16bitまでしか再生できません。
なのでアプリで再生できるようになっても勝手にCD音源に音質が落ちてしまいます。
これを192kHz、24bitとかまで対応しているDAC付アンプを使ってあげると、スマホから音楽データをファイルのまま抜き出してDACでただのデータから音楽にアナログ変換され、アンプ部分で音が増幅されてあなたもスマホからハイレゾ音源を聴けるということになります。
案外これって知られてないんですよね。
もちろんロスレスのflacファイルで再生するだけでも
いままであなたが聴いていたaacとかm4aとかの圧縮音源から比べたら劇的に音はよくなるんですけどね!!
稀少なtypeBに対応したDAC付アンプ
私はSONYのポータブルヘッドホンアンプ PHA-2という機種を家では使っています。
安心のSONYなのですが、ちょっとサイズ的に持ち運びには不便なんですよね。
家で使う分にはバッチリなんですけど···
そんなこんなで外でもハイレゾで音楽が聴きたい!
となるとやっぱら小型化が非常に重要なわけです。
そうなるとやっぱりスマホのUSB端子に直差しで小さいDAC付アンプが欲しくなるもの。
ベネソナスのヘッドフォンアンプはこんな感じ。
今回購入したヘッドフォンアンプとSonyのサイズを比べるとこのぐらいサイズ差があります。
圧倒的に使いやすいですよね。
私のスマホの充電ケーブルは先端がmicro USBのtypeBです。
結構このタイプの人って多いと思うんですよね。
ただ調べてみると、DAC付ヘッドフォンアンプってmicro USBのtypeCのものが多いです。
先端の変換器を使えば使えるんですけど、一つ余計にものが必要になってしまうのでちょっと面倒なんですよね。
TypeBのものとなるとほっとんど選択肢がありません。
そんななかで私が購入を決めたのがこのベネソナスのヘッドフォンアンプ!
決め手はなんといってもその価格ですよね。
約6500円とそもそも選択肢のないtypeBのヘッドフォンアンプからしたら一番安いんじゃないですかね?
TypeCのものを入れても最安値の部類に入ると思います。
通常だと1万円台後半なイメージなんですよね。
日本製ではなく韓国製なので、日本メーカーじゃないと不安!という方はやめといた方がいいですが、個人的にはもう日本製も中国や韓国製とほとんど品質は変わらないと思います。
安心感は断然日本製ですけどね!
料金が安い変わりに機能は最低限におさえられています。
- 音楽の再生/停止
- 音量の上げ下げ
- 曲のスキップ
- 曲のバック
基本機能はすべて押さえている感じですね。
曲のスキップとバックはできないと思っていましたが、読者さんからできることを教えてもらえました!
持つべきものは読者さんですね!
再生/停止ボタンを連続で押すと、曲のスキップとバックができます。
また、充電などはなくスマホから直接給電する必要があります。
そのため駆動にある程度の電圧が必要なパッシブのスピーカーに出力しようと思うとパワー不足になってしまいます。
普通のイヤホンとかで使う分には問題なしですが、スピーカーに繋いでみたらすぐに熱を持ってしまいました。
ただ、そもそもスマホで音楽を聴く移動用で使いたいので、通常スピーカーに繋ぐことありません。
普段使いでは機能的には十分です。
ちなみに付属としてオス-オスの3.5mmステレオケーブル
microUSB typeBからUSB端子への変換器
がついてきます。
ステレオケーブルがついてくるので車のAUX端子に接続をして
車でもハイレゾを楽しむことができます。
また、USB端子への変換を使えば、PCから音楽を聴くときもハイレゾを出力することができます。
音飛びもなく再現性もバッチリで音質も十分
値段が他のものと比べるとかなりお安めなベネソナスのヘッドフォンアンプ
やっぱり安いから音質は若干不安がありました。
ネットで買ったので試聴も出来なかったですからね~
そんなこんなでドキドキしながらきいてみたのですが、思った以上に良かったですね。
音の脚色も少なく、割と忠実にならしてくれます。
音飛びもほとんどありません。
USBに直接つなぐので、ポケットとかに入れると外れかかったりすることがありますが
変な入れ方をしなければ問題なしですね。
ハイレゾ音源の高音質をしっかりならしてくれていると思います。
その分、しょぼいイヤホンを使っていると、荒が目立つ感じですね。
DACを導入するなら、あわせてスペックのいいイヤホンを使うことをオススメします!
スマホからの給電なので、携帯の電池の減りも気になるところでしたが、使っていても全然減りに関しては困らないですね。
特にヘッドフォンアンプを使っていないときとの差は気にならないです。
まとめ
スマホで移動中などにハイレゾ音源を聞くという人も多いと思います。
その場合DACが必要になりますが、やはり持ち運びしやすいものがいいですよね。
スマホの充電ケーブルがmicroUSBのTypeBであるならば、選択肢はそう多くありません。
もし、あなたのスマホがmicroUSEのTypeBならば、是非このベネソナスのヘッドフォンアンプを使ってみてください。
DACについてハイレゾ音源を聴くなら必須アイテム DACとはという記事で紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
コメント
ベネソナス スポガトー1を2個所有しています。
以前は9900円くらいだったと記憶していますが、大分お安くなってお求めやすくなりました。
記事のなかで気になったことがあり投稿させて頂きます。
再生・停止ボタンを2クリックすると、曲の先送りが出来ます。3クリックで巻き戻しです。
この機能があるから、スマホ側で操作せずに便利に使っていますよ。
コメントありがとうございます!
な、なんと!先送りと巻き戻し出来るんですね!!
知りませんでした···
非常に有益な情報ありがとうございます!
早速記事に反映させていただきます!
これからもご贔屓にしていただけると嬉しいです