株式会社ネインというソフトウェアの会社が音響メーカーのフォスター電機と共同でヒアラブルデバイスの開発を発表しました。
XRヒアラブルというデバイスで、これには生体情報を実現する脈波センサーや顔追従を実現する9軸センサー、タッチセンサー、近接センサー、磁気センサーの搭載に加え、ノイズキャンセリング、外部環境音モニタリングに対応とのことです。
外観は普通の完全ワイヤレスイヤホンなので、よくこのなかにここまでセンサー入れられたなぁと思いますね。
これによりエンターテイメントだけではなく、ビジネスの場においても色々な使い方が可能です。
現在一般発売がいつになるのかは未定ですが、非常に気になる商品ですね。
ネインはYvというこのテクノロジーをすべてのすべてのイヤホンに搭載する技術を持っていて、フォスター電機以外のイヤホンにも搭載されるかもしれません
このページをみればネインの技術がどういったものかがわかりますよ。
株式会社ネインとフォスター電機について
まずはXRヒアラブルのソフトウェアを開発した株式会社ネインとハードを開発したフォスター電機についてご紹介したいと思います。
株式会社ネインは2014年に設立した渋谷にあるソフトウェア開発会社です。
ヒアラブルデバイスのシステム開発やBluetoothイヤホンのファームウェア、音声を活用したIoTサービスの開発を行っています。
ネインホームページ>>
ネインは音声ソフトウェアのスタートアップ企業ですね。
フォスター電機は1948年創業の東京都昭島にある老舗音響機器メーカーです。
一部自社の製品もありますが、主にはOEMで音響機器を製造している会社です。
フォスター電機ホームページ>>
老舗音響メーカーと新興スタートアップのコラボレーションということですね。
ヒアラブルデバイスとは
ヒアラブルデバイスとはなんでしょうか?
普通のイヤホンと何が違うんや!というところを少し紹介します。
みなさんは【ウェアラブルデバイス】という言葉を聞いたことはありますか?
これはスマートウォッチやスマートグラスといった身につけて使うコンピューター端末のことで、ヒアラブルデバイスも一種のウェアラブルデバイスです。
普通のイヤホンには音を鳴らすための機能しかありませんが、ヒアラブルデバイスにはマイク、磁気センサーやモーションセンサーなどの各種センサーが搭載されています。
そのため音を鳴らす以外に脈を取ったり、生体認証ができたり音声認証や見守り機能をつけることができるのです。
アップルウォッチなどのスマートウォッチに似たような機能がイヤホンでも出来てしまうということですね!
XRヒアラブルではなにができるのか?
それではXRヒアラブルにはどのような機能があるのでしょうか。
XRヒアラブルには脈波センサー、9軸センサー、タッチセンサー、近接センサー、磁気センサーと5つのセンサーが搭載されており、さらにノイズキャンセリングと外部環境音モニタリングがついています。
脈波センサーで生体情報をとり例えばビジネスの場で社員の健康管理をすることができます。
9軸センサーでは顔追従ができるので、音声ナビゲーションや行動分析をすることが可能です。
タッチセンサーではタッチの方法で色々な動作をさせることができ、磁気センサーではケースの抜き差しの検知、近接センサーでは耳への着脱の検知などをすることができます。
これより使用者の利便性を向上させることができます。
これはほんの一例なので、これらセンサーを組み合わせることで色々なことを実現することができます。
ノイズキャンセリングや外部環境音モニタリングにより聴覚保護や補聴機能の実現も可能です!
まとめ
このようにヒアラブルデバイスはイヤホンでありながら色々なことをすることが可能です。
もちろん音楽も聴くことができます。
音質にこだわる音響マニアでなければ通常のイヤホンではなく、このようなヒアラブルデバイスにどんどん置き換わっていくでしょうね。
もちろん多少の音質は担保してもらわないと困りますが!
残念ながらこちらのXRヒアラブルは発売時期は未定となっています。
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