聴こえづらいと感じた時にはすでに中度レベルの難聴 日本人が難聴に気づきにくい理由

難聴
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やちよ(@YfQEon4WnhloX3e)です。 難聴には種類があります。 音が小さく聞こえる伝音性難聴と、音が歪んで聴こえる感音性難聴です。 加齢による難聴はほとんどの場合、感音性難聴となります。 この加齢による難聴ですが、ある日突然ふいに聞こえなくなるわけではありません。 高い音が聞き取りづらくなっていくのですが、長い年月をかけて徐々に聞き取りづらくなっていきます。 そうすると高い音である、子音が聞き取りづらくなっていくのですが、日本語は母音を多く含んでいるのが特徴です。 母音の音は割と低い音で構成されているため、ある程度難聴が進行しても言葉が聞き取れます。 わかりやすくたとえると「佐藤さん」も「加藤さん」も「阿藤さん」に聞こえます。 子音の”s”や”k”は高い音なので判断がつきづらくなります。 それを前後の文脈や他の情報で補うのです。 聞き取れないと感じた時には難聴がかなり進行していると思ってください。 それに比べて英語なんかは子音を多く含んでいます。 そのため、英語圏の人たちは複数形のsが聞き取れなかったりして、早期に発見ができるのです。
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日本語は母音が主体

日本語は子音と母音で構成されています。 あ い う え お が母音です。 それに
  1. カ行なら K + a, i, u, e, o
  2. サ行なら S + a, i, u, e, o
  3. タ行なら T + a, i, u, e, o
K, S, Tは子音といい、五十音は基本の母音にこの子音がつくことで成り立っています。 この子音は比較的高い音で構成されています。 Sなんて典型ですね! ほとんど息を吐く音なので "さ" と発音するときに"あ"を言わないとほとんど音としては聞こえません。 難聴の人たちはこの子音がはっきりしないんですね。 それに比べて英語は子音と母音が入り混じって言葉を構成しています。
  1. System
  2. right
母音は1文字しかはいってませんからね。 カタカナでいうと SHISUTEMU RAITO なのでまぁカタカナ英語が通じないわけです。 なので日本語に比べると高い音が多く含まれているので難聴に気づくのが早いんですね。 中国語やベトナム語なんて四声があって、トーンで意味が変わってしまうのでさらにわかりづらいです。 通りで中国人は怒ったように大きい声で話すわけですね。

高い音は急に聴こえなくなるわけではない

モスキート音って知ってますか?
蚊が飛んでいるような高い音なのですが、これは20歳ぐらいで聞こえなくなってしまいます。
子供の時は聴こえていたこの、モスキート音。
みなさんは聞こえなくなったことに気が付きましたか?
私は、実はまだ聞こえます(笑
もうそろそろ三十路なのですがこういう仕事をしているせいか、結構わかります。
よくお店の前に若者をたむろさせないために流していますが、ふつうに聞こえてものすごく不愉快ですね!!
このように子供の頃から比べると高い音は確実に聞こえなくなっています。
しかし、緩やかに聞こえなくなっていくので、モスキート音が聴こえなくなったことに気付かなかったように、高い音が聞こえなくなっていることにはなかなか気が付けません。
さらに日本人は、先ほども紹介したように母音をメインで使うのでさらに気づきにくくなっています。
いかがですか?
自分が今どのくらいの高さの音まで聞こえているのか気になりませんか?
自分がどのくらいの高さの音が聞き取れるのかを把握しておくことはとても重要です。

聴こえていなくても前後の文脈から類推が可能

私たちは前後の話の内容から、相手がなんと言っているか類推することができます。 だいたい6割聴こえれば、何を言っているのか把握が可能だろ言われています。 軽度から、中度に差し掛かるぐらいの人が例えば 「きょうあ、いぶやで飲み会があるからゆうあんあいらないよ。」 だいたい "S" と "H"、"T"あたりが聞き取りづらいので その部分は母音で聴こえていると想定るすると上のような聴こえになります。 これはたぶん、みなさんも 「今日は、渋谷で飲み会があるから夕飯はいらないよ。」 とわかるのではないでしょうか。 このようにちょっと聞こえてなくてもなんとなくわかってしまうので 聴こえていないと思えないんですよね。 これが高度になってきて 「あいああ、あえあううえいぉう。」 どうですか? わかりますか? 文章とちがってニュアンスや抑揚があるので、これよりは多少わかりやすいと思いますが 「明日は、雨が降るでしょう。」 子音が聞こえないということはこのようなイメージになるんですね。 さすがにここまで行くと日本人でも気が付きます。 このように言葉として理解できないというのが難聴のイメージです。 目が悪いというのも、ブラックアウトしてまったく見えないわけではありませんよね? 同じようにぼやけてしまって判断がつかないというのが難聴なのです。 こんなことを説明しておきながら、私は目も悪くないのでふざけるなと嫁にいわれます・・・

まとめ

聴こえないというのが難聴ではなく、ほとんどの場合は言葉が理解できないという状況が非常に多いです。 それは子音が聞き取りづらくなってしまうから。 しかも緩やかに聞きづらくなっていくので、本人は聞こえなくなっていることに気づきにくいです。 前後の文脈から話の内容を想像できますし、抑揚やニュアンス、口の動きなど雰囲気でわかる人も多です。 ご家族の方で、最近聞こえてないんじゃないかなと思うけど 本人は聞こえていると言っている方がいらっしゃったら 「聞こえる?」 と聞かずに 「今なんていったか繰り返してみて。」 と確認してみてください。 これではぐらかしたり答えられないと あまり聴こえてらっしゃらないです。 少しでも難聴のことを理解してもらえるとうれしいですね。

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